2015年山スキー

大崩山 2015.02.08

2015年02月08(日)

大崩山(2530m)

エリア:乗鞍 形態:山スキー メンバー:T.B/計4名(会員外3名)
天候:曇りのち雪/疾風 高低差1130m久手牧場1400m-大崩山2530m) ——————– ■06:40 R158久手牧場発
■08:30 夫婦松
■10:45 大崩山 着
■11:05 大崩山 発
■12:40 R158久手牧場
行動時間:6時間(登り4時間5分/下り1時間35分) ——————–

前日の土曜は快晴だったのに、日曜は一転して下り坂。
正午には寒冷前線が通過の予報。 午前中に遂行できれば!天気と相談しつつの山行となった。
取り付きは久手牧場の看板を100mほど平湯側。 なかなかの急登である。
前日のトレースがあるとは言え、たんまりとキックターンを強いられ、ジグザクにシール登高する。
快調に第3尾根を登りつめていくが薄っすらと見えていた景色も第3尾根上部で雪がちらつき始めガスに 覆われてくる。
予定通り2時間で夫婦松。 台地になっていて風が抜けて寒い。低気圧が近づいてきた。

無題1

ここから再び樹林帯の中へ入る。斜度がゆるくなり、リーダーのピッチがあがる。
時間はたんまりあるが、天気との勝負だ。 悪化するようなら即効下山。
スカイラインを何度か横切り、北西尾根北側の樹林帯に入ると、素晴らしい樹氷が迎えてくれる。 尾根を外しているので南からの低気圧の風の影響が薄い。
ここからは、トレースもほとんど消えラッセルで最後の登り。
頂上稜線になると風雪でただ寒いだけ。視界もよくない。
山頂は、尾根状で左側(平湯側)は絶壁の為、安全を期して山頂部の手前の一角で登頂とする。 寒風吹きつける中、シールを剥がし滑走準備し、早々に山頂を後にする。
登りでヘトヘトになった太腿に渇をいれ、山頂直下の樹林帯パウダーを堪能する。
下山中に風向きが南から北風へと変わる。 天気は悪くてもやっぱりスキーは楽しい。
登ってきたルートすべり、最後は久手牧場の大斜面を気持ちよく滑走して終了。

無題