2014年1月26日（日）
メンバー：坂口、田中、Ｋくん（会員外） 記録：坂口
ゲート前に5時30分に集合。名古屋は雨だったが、御在所に到着する頃にはやんでいてほっとする。しかし気温が異常に高い。
計画は中俣～頂上～裏道～前壁ルンゼ。氷の状況が心配になる。
氷がだめなら前尾根でも登ろうかと話をしながら6時頃歩き始める。
7時頃中俣の取り付きに到着。暖かいせいか、30ｍ程上部より水が溢れ出ている。
でも前回1月13日にトライした時より氷が成長していて嬉しくなる。
1ｐ目坂口リード。氷はやわらかくピックは一振りで決まる。快適だ。Ⅳーくらいか。下から見た水が溢れ出ている箇所にさしかかる。予想より水量が多く、袖口から水が入りひどく濡れる。田中君は腕から入った水が下半身まで到達したようで、冷たいとしきりにぼやいていた。
2ｐ目Ｋくんリード。薄く見えた氷も困難な箇所はなく、安定した登りでロープが伸びていく。
3ｐ目。もう抜け口が見えていて一番面白そうなピッチ。Ｋ君とジャンケンする。残念ながら負けてしまい3ｐ目もＫくんリード。最後の抜け口が思ったより悪かったようで、1テンション。セカンドの自分も手の感覚がなくなりそうになり、シェイクしながら登る。
12時頃登攀終了。 
頂上に向けて適当に15分～20分くらい藪をつめると突然中道にでる。もっと早く中道にでる道があったのではと田中君とＫ君に申し訳なく思った。
中道から裏道経由で前壁ルンゼへ。1時30分ごろ取り付き到着。
何年振りかに凍ったとの噂を聞いて来たのだが、下部が氷結があまい。常連さんらしき方がいたので、状況を聞くと、確かに前日雨が降っていて緩んでいるが氷結はずっとこんな感じとの回答。中俣ではジャンケンでまけたので、譲ってもらって坂口リードでスタート。出だしは氷がないので1段岩を登った3ｍ上の薄い氷から取り付く。
下部の支点が取れないのは分かっていたが、見た目より氷がうすく緊張する。丁寧に3ｍほど登りやっと1本目のスクリューをきめる。氷がうすくてあまり効いてない感じ。
2本目をとってようやく安心する。40ｍほど登ったとこで前壁ルンゼを抜ける。
登っているときは長く感じたが思ったよりロープはでていなかったらしい。 
二人がセカンドで登ってきて登攀終了。
15時を過ぎていた。時間があったらヤグラで遊ぼうかと話していたが、暗くなる前に下山することにして切り上げる。
5時半くらいにゲート前に到着する。充実した一日だった。
以上
