笠ヶ岳クリヤ谷
2024年8月3日(土)4日(日)
メンバー L吉村、丹羽ま
記録 吉村
タイム 1日目:登山口(5:30)-雷鳥岩(13:05)-笠ヶ岳(16:45)-笠ヶ岳山荘(17:00)
2日目:テント場(5:25)-抜戸岳(6:45)-登山口(10:40)‐新穂高温泉(11:45)-駐車場(12:45)
1日目:天気曇り
前夜は道中の道の駅で仮眠して4時に起床して新穂高温泉の登山者用無料駐車場へ行くが、すでに満車で警備員が立っていた。前日の22時には満車になったようでした。
鍋平園地の無料駐車場も満車で更に奥の駐車場に車を停める。準備をして4時40分に出発する。
駐車場近くから錫杖岳が見える。
北アルプス大橋を越えて、中尾温泉を下って槍見館の横を歩きクリヤ谷登山口に着く。
クリヤ谷は未整備と注意書きがあった。錫杖沢まではクライマーもよく歩くので問題なし。
さらに進んで行くと、地図に水場があるがわからない。ここらあたりから笹薮がひどくなる。
右へ左へとトラバースしながら笹薮をかき分けながら登るので、下りは特にわかりにくいと思う。
最後の沢筋を渡った所でルートを見失い、戻って踏み跡を探しつつ進み直す。
曇りだが、暑く水分摂取量が増える。
笹藪を抜け、ここがクリヤノ頭かと思ったが違って、さらに右の尾根に登ってからクリヤノ頭が見えてきた。
クリヤノ頭の左を登り、裏をぐるりと回り、頭は登らない。
笹薮からハイマツ交じりの木が今度は歩く邪魔をする。
丹羽のペースが落ち出し、呼吸が半分くらいしか息が吸い込めないと言い出す。
ギブアップするなら下山するよと伝えるが、あのクリヤ谷を下るのも嫌気がさし辛く、まだ笠ヶ岳山荘に行ったほうがいいと。
荷物を少し軽くして、呼吸を整えながら休憩を多くして登って行く。
やっと笠ヶ岳が見えてきて、頂上に登山者の姿も確認できる。
途中雷鳥の親子の姿があった。
行動水を私が2ℓ、丹羽が3ℓを飲み干した。
16時45分笠ヶ岳頂上に到着する。
晴れていればいい景色が見えるが曇り空でちょっと残念だが、西日がうっすらと差し込みブロッケン現象が現れる。
笠ヶ岳山荘に下り、テント受付をする。
一人2000円なり。水は一人1.5ℓもらえる。
トイレは山小屋のトイレを使用するので、テント場との往復で20分かかる。
時間も遅くなりテントの張れる場所が少ない。
少し石が当たるがテントを張り、外で晩ご飯を食べる。
時々雲が晴れて槍ヶ岳や穂高が見えて景色のいいテント場だ。
天かす丼と豚汁を食べて、20時くらいに消灯する。
2日目:天気曇り時々晴れ
4時起床。少し雨が降ったせいか夜の冷え込み少なく暖かく眠れた。
塩ラーメンを食べて、5時25分に出発。
弓折岳まで足を延ばす計画を立てていたが、止めて笠新道を下ることにする。
抜戸岳まで行ってから笠新道を下る。
日が差し込むと暑い。
笠ヶ岳山荘に荷揚げのヘリが10往復ぐらいしていた。杓子平から笠ヶ岳の眺めもいいね。
ぐいぐいと高度を下り、足の踏ん張りがきかなくなる。
下りでも暑い暑いとぼやきつつ下って10時40分に笠新道登山口に着く。
すぐ脇に水場があり冷たい水が気持ちいい。
林道を1時間ほど下り、新穂高温泉へ。
さらに、1時間かけて鍋平駐車場の奥の大橋近くの駐車場に戻った。
帰りの温泉はひがくの湯へ。めっちゃ混んでるので止めて、中崎山荘へ。駐車場が空いていていいねと思っていたが、玄関前に15個くらいザックが並んでいた。また止めて、平湯の日帰りの入れる宿へ行くと、今湯を入れ出したばかりで入れず、焼岳ガーデンホテルの日帰り入浴にする。どこかのイモ洗いの湯ではなく、のんびりと湯に浸かれた。
時間が早かったので、食事なしで一宮駅に戻り解散した。