2025年ゲレンデフリークライミング

滋賀 大鳥居の岩場 2025.3.1

メンバー:斉藤、長野
時間: 11:30駐車スペースー 11:45取付 ー 16:40駐車スペース

 

当初は芹谷で登る予定であった。
芹谷の駐車スペースまで行ったが、先日の大雪の影響がまだ残っていて、道路は除雪されて路面こそ出ていたが雪がしっかりとあった。しかしながらせっかく来たので岩場の取付まで行ってみようと試みたが、すぐに足首ほどの深さの雪が出てきて転びそうになるしで敗退となった。

ラッセル敗退

 


Ko -wallに転進しようと思ったが、前から気になっていた「大鳥居の岩場」が近くにあることを思い出した。せっかく天気も良いのでインドアではなく外で登ろうということで、行き先を急きょ大鳥居の岩場に決定し、アプローチやルートをスマホで調べて向かった。なんでもインターネットで調べられるので良い時代になったもんだ。(年寄りの感想)

芹谷から1時間ほどで大鳥居の岩場の駐車スペースへ着いた。高速の近江大鳥橋のすぐ下あたりのスペースに駐車。岩場へのアプローチは分かりやすく、駐車スペースのすぐ横の尾根の顕著な踏み跡を辿り12−3分ほど急坂を登ったら左手に岩場が見えてきて、程なくトラバース道が出てくるのでそれを辿る。岩場は暖かくて快適だった。

トポはインターネット上に載せてあったのを参考にさせてもらった。

 

まずは三つ星の「四度目の青春」というルートをやってみる。1ピン目のボルトにクリップして上がろうと思ったが、ガバっとしたガバがなくて上がれない。ちょうど日が当たっていて滑って余計に難しく感じた。傾斜のない花崗岩のスラブフェースは厳しい。全然登れないので隣の「ヒコーキ雲」というルートに変更した。こちらはランナウトが怖かった。途中でルート取りがわからなくて時間がかかってしまったが、行き詰まったら右側にダウントラバースして登った。後でトポをよく見てみたら右下に降りるように描かれている。長野くんにトップロープでトライしてもらった。終了点は懸垂リング2個だったのでロープを掛け替えてもらってロワーダウンした。

 

 

次に「杉木よ永遠に」というルートを登った。ボルダー岩の下から登ってしまったが、右から回って一段上から登るのが正解だった。一段上が広場になっているのでビレーもそこからで良かった。出だしのクラックが怖くて手も足もジャミングした。終了点が木に古そうなロープスリング1本だったので、自分のスリング+ヌンチャクでプロテクションを取った後、右隣のボルトを終了点とした。捨て縄を持ってきておけば良かった。トップロープにして長野くんに登ってもらった。長野くんが登って降りてきて、時間は早いがそろそろ終わりにしようかと思ったがスリングの回収を忘れたことに気づいたので、もう1本登ることになった。

「杉木よ永遠に」の隣のルートのコブラツイストを登ってスリングを回収して、長野くんにもコブラツイストを登ってもらった。今回登った中でこのルートが一番素直に登れるルートだと感じた。初めての岩場は楽しかった。次に来る時があれば、四度目の青春にリベンジしたい。