メンバー:斉藤、他4(ナゴヤ、ニッタ、アラミ)
スペインロデジャーのクライミングの報告。
①②からの続きです。
行動概要: ※この報告はオレンジの日程分
6/7 日本出発
6/8 スペインバルセロナ到着、ロデジャーへ移動、夕方からクライミング
6/9,10 クライミング
6/11 レスト(バルセロナ観光)
6/12-14 クライミング
6/15 レスト(KUNIをバルセロナまで送った後、モンセラート観光)
6/16-18 クライミング
6/19 クライミング
6/20 雨のためレスト(アルケサール観光)
6/21 クライミング
6/22 バルセロナへ移動、解散
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9日目
6/16(日) 午前レスト、L’Ecole
0830起床 1130宿出発 スポルティバの店、スーパー、1200発 1240 L’Ecole
前日バルセロナを往復したので移動疲れのため、ゆっくり宿を出発。ロデジャーからバルセロナは遠すぎた。
疲れすぎてクライミングする感じにはならなかったが誰もレストしようと言わなかったので、もそもそと出発した。行きしなにスポルティバの店がオープンしていたので立ち寄った。この店は土日しかオープンしていない気がする。スポルティバのお洋服を購入した。その後まだクライミングをやる気持ちにはならず、スポルティバショップの裏にあるキャンプ場やちょっとした売店を見学した。この売店には肉や野菜も売っていたので、ちょっとした買い物ならここでもOK。トポも売ってます。
その後もそれほどクライミングする気持ちは高まっては来なかったのだが、まだ行ってなかった近場の簡単なエリアに行くことになった。到着したら、若者5人くらいが楽しそうに登っていた。グレードはV級が何本かある。ナゴヤさんのビレイをしていたら日に当たりすぎたせいか体調が悪くなってきたので、V級を1本だけ登っただけでおしまいにした。この日は木陰で対岸のGranBovedaで登っている人を眺めたり、その上の崖を歩いているヤギを眺めながらゆっくり過ごした。ニッタさんアラミさんは対岸のNuit de Tempsへ登りに行った。私はちょっと疲れが溜まっているようなので宿へ戻りプールで涼むことにした。
(登ったルート)
L’Ecole
・Obayu V FL
10日目
6/17(月) El Camino
0730起床 0930宿発 1000エルカミノ 1600 岩場発 1630宿
前日ゆっくりできたので体調回復して元気になった。この日はEl Caminoに行くことになったので、KUNIさんがトライしていた三つ星ルートに狙いを定めた。このエリアは午後から段々と日が当たるのでできれば午前中に登り切りたいと思っていた。みんながそれぞれのやりたい課題をトライして、私もなんとか登ることができた。Donede esta Wallyはちょいカブリガバルートで楽しいルートだった。Donede esta Wallyは、ウォーリーはどこ?というルート名であるが、残念ながらウォーリーは見つけられなかった。
El Caminoは6台のルートがいくつかあって取りつきやすいエリアだ。エリアのすぐ前にハイキング道があり、取り付きは平らだが日本のように荷物を広げてくつろいでいる人は見なかった。ロデジャーで登っている人たちは最小限の荷物で来ている人が多いように思う。ロープは二人で1本、20Lくらいのザックだったり。犬用のシーツや水入れはちゃんと持ってきていて、荷物が少ないミニマリストスタイルは良いなと思った。私なんか恥ずかしながら60リットルだ。
(登ったルート)
・¿Dónde está Wally? 6c+ RP
・Para mis amigos 6a+ OS
11日目
6/18(火) L’Ecole 、Gran Boveda
0800起床 1030宿発 1100レコール 1430レコール発 1450グランボベダ 1822岩場発
このクライミングツアーもそろそろ終盤になってきた。勢いのあるKUNIさんが帰国してからみんなの朝起きる時間が少しずつ遅くなり、まったりおしゃべりする時間も多くなってきた。今思うとKUNIさんの牽引力はすごかったが、終盤に来てやっとスペイン時間のクライミングに馴染んできたのかもしれない。
この日はGran Bovedaでナゴヤさんの狙っているルートの日、かと思ったが、ナゴヤさんの肩の痛みが再発してきたようでトライはしないことになった。しかしクイックドローを回収しに行かなければいけない。Gran Bovedaに行く前に通り道にあるL’Ecoleで登ってから行くことにする。2日前に来たL’Ecoleは癒しの岩場。簡単なグレードのオンサイトトライは面白かった。ニッタさんはマスターでのトライが好きらしい。
ところで、「マスター」というのは日本独自の用語なのだろうか。岩場にいたアメリカ人はマスターというクライミング用語はないしそういうトライの分け方はないと言っていた。同じオンサイトでもクイックドローがかかっているか否かで難しさが変わると思うが、気にしないというのは気持ちが大らかだなと思った。
Gran Bovedaに移動したら、ちょうどSopas de ajo をトライしている人がいたのでクイックドローの回収をお願いした。ドローを掛け替えてもらった後、ナゴヤさんが謎に1回トライをしだした。肩の痛みはどこに行った?
今日はまだ少し時間があったので、Gran Bovedaの右端にある6C+のルートをやってみることにした。35mと長く、下からだと終了点もどこにあるかよく見えなかった。残念ながら最後の方で力尽きてしまったが、長くて楽しいルートだった。35mもの長いルートを登ったことは今までにないかもしれない。すごく高くて降りるのが怖いくらいだった。ちょっとずつ左上していっており、ドロー回収しながら降りる場合は最後のピン(1ピン目)は下から回収できるので1ピン目にかけたまま降りると良い。全てのドローを回収してしまうとどえらく振られて危険だった。
(登ったルート)
L’Ecole
・L’école B V Mos
・Arepas 6a+ Mos
Gran Bóveda
・Amelie 6c+ Top Out
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6/19(水) La Palomera →Pince Sans Rire
6/20(木) レスト (アルケサール観光)
6/21(金) Egocentrismo
6/22(土) バルセロナへ移動