2014年5月3日~5日

西穂高岳~奥穂高岳

メンバー L田中、 田畑   DSCF2346

3日 晴れのち曇り タイム 7:35鍋平駐車場~8:10新穂高第2ロープウエイ乗り場~9:30西穂山荘~13:00西穂高岳~17:30間天のコル手前(幕)

田畑さんの家に20時頃着き荷物を積んで出発。
新穂高第2ロープウエイ乗り場に近い鍋平駐車場に車を止めて大盛りキムチ鍋を食べて寝る。
6時頃に起き大盛りラーメンを食べて7時半頃出発し第二ロープウエイ乗り場からロープウエイに乗り山頂の駅に8時半頃着き西穂山荘へ歩き出す。
天気のいいなか、しっかり踏み固まったトレースを歩き西穂山荘に9時半に着き少し休憩しハーネス、アイゼンを付け出発、冬トレで来た時よりも雪がすくない。
最近田畑さんの調子がよくなかったので少しゆっくりと歩きだしていると下から突き上げるような地震がおきた。
震度2~3ぐらいで、たいしたことはなかったが、その後西穂高岳山頂に着くまでに数回揺れて少し心配になる。 山頂に着くと天気は悪くガスでていて先があまり見えないなか奥穂高岳への縦走が始まる。 少し進んだ所で間違えて岳沢の方に下りかけたが、引きかえり後からきたパーティがつけたトーレスの方に進む。 進むにつれ僕のペースが遅くなる、アイゼンの爪が短いからか強く蹴りこんでいるうち遅くなった。
先行していたパーティは赤岩岳を降りた所で幕営するが僕たちは天狗のコルまで行く予定なので先に進む。 間ノ岳を越えて間天のコルへ降りようするもガスで下の方がよく見えない、時間も17時過ぎなので少し手前にテントの張れそう所があるので、今日はここまでにする。
夕食は田畑さんの手作りの乾燥野菜と干し豚肉のすき焼き。 量が多くて残って明日の朝に食べることにする。

DSCF2332DSCF2333DSCF2335DSCF2341DSCF2344   4日 晴れ タイム 6:00間天のコル手前(幕)~10:35ジャンダルム~13:30奥穂高岳~14:20穂高山荘

朝余ったすき焼きを食べて、6時に出発する今日は天気がいい。
昨日の所まで行き下を見るとロープを出した方がよさそうなので、懸垂して降りる。
間天のコルに下りと単独人が後ろから来て先に行ってもらう、相変わらず僕のペースが遅くこの先難しくはないが、ミスできない緊張感が、奥穂高岳までずっと続く。
ジャンダルムまで来ると単独のおじさんが、岳沢側をトラバースしている、僕たちはせっかくきたのでジャンダルムの頂上に登る。
頂上から奥穂高岳を眺めると多くの人が奥穂高岳の頂上にいる。 見られている視線を感じながら懸垂して降りその後2ピッチ、ロープ出してロバの耳の頂上からすこし左下に下りた所に着き、懸垂2回で下のコルに下り、少し休憩してから登り馬の背のナイフリッジを通りすぎ13時半に奥穂高岳に着く。 写真を撮った後、穂高山荘に下りると強く蹴りこんでいたせいで足が限界きていた、田畑さんはまだ先に進みたそうだったので申し訳なかった。
山荘に明日、明後日の天気予報が載っていて見ると明日は風が強く雪も降るそうで、明後日の午前中は風が強いようだ。
今のペースだと槍ヶ岳まで厳しそうだが、明日の朝天気見て行けそうだったらもう少し進み、悪かった涸沢岳西尾根で下りようかと相談する。
トイレに行くとき涸沢ヒュッテから登って来た人のトレースがある。
あまりおもしろくないが、天気悪かったらこっちに下りのもあるかと思い通りすぎる(明日こっちに下りることになる)今日も大盛りのカレーを食べ寝る。 記 田中

DSCF2354DSCF2355DSCF2357DSCF2349                                 5日 風雪のち雨 AM7:00 朝、目が覚めるが風の音がすごい。 目が痛い…どうやら、雪目になったらしく、なかなか起きられない。 田中君に促され、強風の中テント撤収。

穂高岳山荘に避難し、涸沢へエスケープルートを決める AM8:00 視界が悪い中、涸沢へ下山していく。 目が痛い。
AM9:30 涸沢ヒュッテへ着く。 雪に雨が混ざりだした。 横尾へ着くころには完全に雨になる。 AM10:30 横尾からは、冷たい雨の中、上高地のバスターミナルへ向けて急ぐ。 相変わらず、目が痛くて視界が悪いが、林道は楽に歩けた。
PM1:30 上高地に着き、バスに乗り込む。 温泉へ入り、名古屋へ帰ったのはPM8:00過ぎでした。 今回の山行で雪目に初めてなった。 あんなにも痛いとは思わなかった。 記  田畑 DSCF2359DSCF2360DSCF2366