塩見岳

2022年12月29日(木)-31(土)
メンバー L吉村、馬場K

タイム 1日目:冬期ゲート(6:50)-越路ゲート(8:30)-鳥倉登山口(9:30)-豊口山間のコル(11:00)-三伏峠(13:20)
2日目:三伏峠(5:30)-本谷山(7:00)-塩見小屋(9:15)-塩見岳山頂(11:15)-塩見小屋(12:15)-本谷山(14:15)-三伏峠(15:45)
3日目:三伏峠(7:00)-冬期ゲート(11:00)

今回の山行はメンバーや行先が決まっていなくて何処に行こうかと候補の中から塩見岳にした。

前夜、名古屋駅前で集合して、道中の道の駅で仮眠する。途中コンビニがあるかどうか不安だったが、松川ICを下ってからすぐにあった。

1日目:天気晴れ

5時起床し、車で移動し鳥倉林道の冬期ゲートまで行く。途中から雪が出てきたがなんとかチェーンなしで行けたが、ゲート手前に駐車する時のUターンで少し苦労した。車はすでに2台停まっていた。

6時50分に出発。ゲートに登山届ポストがあったのでそこに計画書を入れる。2人組が先へ行き、後で車が1台来た。林道は所々固く滑りやすい場所もあるが登りなのでさほど気にしなくても行ける。
30分くらい歩くと夕立神パノラマ公園の駐車場に着く。ここからでもいい眺めだ。

 

また30分くらいで広場あたりに着き、そこから30分くらいで超路ゲートに到着する。

夕立神パノラマ公園駐車場から中央アルプスを眺める

鳥倉登山口9時30分。休憩し身支度を整え直して登山道を登る。トレースはあるのでアイゼンも付けずに登る。急登を登ってからトラバースが続く。10分の3を過ぎてしばらくすると豊口山間のコルに到着する。風が抜け少し寒い。重い荷物が肩に食い込みえらい。

10分の8を過ぎてしばらくすると塩川ルート分岐を過ぎる。
10分の9から三伏峠まで登りがきつくなりなかなか着かない。本当にあと少しかと嘆きたくなる。
やっと三伏峠に13時20分に到着し、塩見岳が見える場所にテントを張る。

三伏峠キャンプ場から塩見岳を眺める

今日下山したパーティの跡地を活用させてもらう。
夕方は雲が広がり寒くなる。焼き鳥の缶詰めを湯煎したのをご飯にかけて食べる。
18時消灯し明日に備える。

(記録:吉村)

 

2日目:天気晴れ

朝4時に起床してラーメンを食べて準備して出発。
三伏峠からすぐ稜線にでる。まだヘッドランプでの行動だったので、星空の稜線を楽しめる。
本谷山あたりで日の出。塩見岳が綺麗に見える。天気は文句なしの快晴だ。

本谷山から塩見岳を眺める

トレースはあるのだが、4~5歩ごとにハマる。かといってワカンが必要なほどではないから結構タチが悪い。せめてダブルストックにするんだったと後悔する。塩見小屋付近でアイゼンを付ける。

少し登ると、目の前に塩見岳が現れる。とても素晴らしい山。かなり大きく見えてアップダウンに圧倒されるが、あともうひと頑張りと思う。先行している2人パーティが降りてきており、遠目からだとかなり急峻に見える。

塩見岳に近づいてきた!

いざ登り始めてみると、岩場はあまり雪がついておらず、凍ってもいなかったので難なく通過。もってきたロープも使わずに済んだ。

無事に山頂に到着。吉村さんと成功の握手とグータッチ。山頂付近だけやたら風が強かったが、見事な快晴で大パノラマが楽しめた。

はい!ポーズ

富士山、雪少な!

下山に入る。日も高くなり暑いくらいになってしまった。往路と同じくズボズボ雪に苦労する。先行した吉村さんを見ていたが、全くハマらない。なにかコツがあるんだろうか。

フラフラになりながらテントに到着。
晩飯はモチ鍋だったが、高野豆腐を入れすぎ鍋キューブ入れる順番を間違え失敗。モチは溶けてしまい、よくわからん鳥白湯豆腐鍋もどきが完成した。冬山の食事は難しいですね。吉村さんにいろいろコツを教えて頂く。 晩酌もそこそこに就寝した。

(記録:馬場)

 

3日目:天気晴れ

今日は下りるだけ。 のんびり朝5時に起きて、昨日余ってしまったモチとソーセージをラーメンにぶち込んでたっぷり食べる。
相変わらずの晴天で、遠く北アルプスまで見渡せる。往路のしんどさが嘘のようにあっという間に林道にでる。

中央アルプスがよく見える

そこから黙々と歩き続けるが、何しろ風光明媚なところだったので、景色を楽しみながら歩いた。でも行きよりツルツルに凍っており何度かこけかける。

無事冬期ゲートに到着。温泉は年末でやっておらずがっかり。途中のPAでソースかつ丼を食べて帰りました。

(記録:馬場)