渋川 沢登り(3級)
2017年9月3日(日)
メンバー L馬場・福井・久保田
記録 馬場
タイム:渋川入渓(8:15)-遡行終了点(10:55)-大休止-沢下り開始(12:20)-登山口(13:55)
朝6時に久保田、福井の順でピックアップして愛郷の森キャンプ場の林道奥に7時45分に着く。装備をつけて堰堤のすぐ脇から8時15分に入渓する。
ゴーロを歩き、堰堤がでてきたところで2つセットで左岸高巻きをした。3つ目の堰堤を右岸巻きしてすぐに沢は右へ曲がると3mほどの滝と釜がでてくる。
福井が率先してノープロテクションで滝横の岩を登ると立派なペツルハンガーとキレイなフィクスロープが設置されてあった。普通なら垂らしておくのに、わざわざ引き上げてあるのでロープが痛まないようにガイドがやったのではないかと思った。
次ぎの大釜2段8mの滝は右岸から巻く。そこもフィクスあり。上がりきると終了点のハンガーボルトが連打されていた。ハーケンならわかるが、ハンガーのある沢は初めてだ。
小さい滝をいくつか越えていく。右岸にヌメった40mほどの滝谷をすぎると滝は3mと低いが脇に大きなチョックストーンのあるポイントへ着く。巻くか登るか検討して、夏合宿にいけなかった福井のお楽しみとして攻めることにした。一番体重の軽い馬場がショルダーを貸して、福井、久保田に踏みつけられて攻略した。
ラストは5mの滝を中央突破してやっと沢登りらしくなったと思ったら林道の橋が見えてそこで終了となる。4時間ぐらいかかるかと思ったが2時間40分の10時55分だった。大勢で全部の滝を中央突破するとそれぐらいかかるのかもしれない。
ランチは沢水で釜揚げ素麺とゆっくりとコーヒータイムを楽しんでいたら、林道の橋から10名ほど入渓してきて、沢下りをする完全武装のガイドツアーだった。
ランチが終わり12時20分に沢下り開始してツアーに追いつくと滝でツアー客をロアーダウンさせていた。頑丈な支点はそのためのものだった。
せっかく乾いた服を濡らさないようにへつって下り、13時55分に終了した。あまりにも早く終わったので、お風呂はナシにして愛郷の森の池田牧場ジェラートを食べて帰路へ向かった。
渋川は瀞もゴルジュもなく沢としては少し寂しくもあるが、あまり泳ぐこともなく、寒がりの馬場としては助かった。標高も低いため水温は高め、所々、沢臭いのは否めないが滝 は全て巻けるので中央突破さえしなければハイキングとして楽しめる沢でした。