八ヶ岳赤岳 日程:2016年2月27日(土) メンバー:L田中・小川よ・太田・武田(記録) タイム:6:30八ヶ岳山荘P~7:13美濃戸~8:35南沢大滝小滝出会い~10:15行者小屋(文三郎尾根)~12:09赤岳山頂(地蔵尾根)~14:00行者小屋~15:30南沢入口~16:20八ヶ岳山荘P

 

21:30名古屋駅集合。仕事のあと着替えをする余裕がなく、スカートのまま職場の片隅にかくしてあった荷物を担いで地下鉄に飛び乗る。田中さんは、「僕は山に行きます」を猛烈に主張する格好で電車で到着。公共交通機関での移動はけっこう大変。 

ナビがとても賢く、わずか2分の誤差で八ヶ岳山荘に到着。翌日は赤岳鉱泉でイベントがあるそう。すみっこにテントを張らせてもらって、アルコールをちょっと入れて就寝。

太田さんは、着るものを全部着る。自分は防寒着を取りに車に戻るのがめんどくさいのでそのまま。田中さん、シュラフカバーだけ。寒くて眠れない。

ほとんど眠れないまま5:00起床。車がどんどん入ってくるので急いで朝の支度。夏合宿参加のみんなにトラウマを負わせたという恐怖のメニュー、カレーうどんで朝食。どんどん車が入ってくるので、さっさと済ませてとっとと準備。翌日も大滝でアイスの予定の田中さんの荷物は重い。

先日使っていたテムレスもよかったけど、田中さんがまた別の作業用手袋(内側ボア付き)を持ってきていて、興味津々。

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太田さんが、「午後から吹雪く」と言っていたので、覚悟して出発。しんどかった前の週に比べたらゆっくり歩きの楽しいハイキング。ただしアイゼンはしばらくなし。

ところどころ緊張しましたが、凍結した地面も登りなら大丈夫。時間のほうが心配。

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10:15行者小屋に到着。田中さんはここで荷物をデポ。ようやくアイゼン・ハーネス・ヘルメットを着ける。

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文三郎尾根を登る。ところどころで、階段の形跡が見える。太田さんと自分が新人だからということもあって気を使っていただいたのか、終始ゆっくり。カメラを出す余裕もあったので、時々撮影大会。満足したら追いかける。

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阿弥陀岳の北稜や、赤岳の主稜が歩いている途中に見える。どちらにも登っているパーティがある。話をいろいろ聞いて、自分もいつか行きたいと思う。

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稜線に出ると、風が強く、寒い。山頂付近はたくさん人がいて、お互いに道を譲りあいながら歩く。ここまでずっと青空だったのに、山頂に近づくほどに雲が広がる。頭の上は青い空。これが救い。

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赤岳頂上山荘で小休止。風がない場所を探すとお日様がなく、お日様がある場所を探すと風が強い。どちらにしても寒い。寒いので行動食をかじったらすぐに出発。地蔵尾根で行者小屋まで。新人の太田さんと自分は緊張しながら下る。後ろから小川さんに注意をいただきながら下った。途中、ホシガラスがいた。

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行者小屋で田中さんとお別れ。みんなと翌日の朝8時に集合とのこと。雪洞を掘ってツェルトで寝るそう。おもしろそうで、これも興味津々。…でも帰らなければいけないので、田中さんをひとり残して下山。

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登りと違ってアイゼンをはいているので、怖さもなくかなり快適。

美濃戸からの林道はショートカットを使って帰る。やっぱり早い。

もみの湯に寄って(17:00以降300円!)、そこでごはん食べて帰る。シュウマイがなかったのがちょっと残念。