2018年02月10(日)伊吹山(1377m)
形態:山スキー
メンバー:馬場
天候:晴のち曇り
行動時間:6時間
高低差1125m
記録:馬場
タイム:上野登山口220m(5:00)-1345m地点(9:10)-滑走開始(9:30)-下山(11:00)

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 最近、有酸素運動をまったくやっていないのでたまには山を登ろうと近所の伊吹山へ行くことを決めたが、遅くても午後には雨予報、昼前にはガスが出るだろうと予想できたので早発ちしようと思った。
 ザックにスキー板をつけてスキーブーツで5時に上野登山口を登りはじめ、土面が少なくなってきたところでシール登行にする。歩くより歩幅が大きいのでスイスイとラクに登れる。スキーでは踏み抜きがないのでところどころショートカットして1合目へ。5合目を過ぎ、石室までは空は青く風もなくいいお天気でした。
しかしながら雪質は案の定、腐っている。2層のクラストがあり、滑走の快適を求めるのは無理だ。
斜度が増してくるとズボ足のようにまっすぐ登って行けず、斜登行する。
踏み跡だらけをシールでは登りにくいからなるべくズボ足跡を避ける。
技術が足りないので穴ぼこが多いとシールが食いつきにくくなって、まるでエベレストのクレパス梯子のように感じる。
もうすぐ山頂だなと思ったころにガスが出始めたので1345m地点で終了とした。
今回の目的は標高差1000mと有酸素運動なので山頂にはこだわらない。
ホワイトアウトしたガスの中を滑ると三半規管がくるって気持ち悪くなり、クラッシュしてケガの確立も高くなるので、一人ではなおさらのことサッサと降りるに限る。
 雨が降るまでに降りたいのでサクっと滑ろうにも、まったく滑らない雪でターンのたびにひっかかってしまう。
ヘタクソなのが身に染みる。修行だ。楽しくない。山頂上部はガスってる。この気温なら雨になるかもしれない。それなのに、今から山頂を目指す登山者が絶えない伊吹山。なぜにそこまでして登るのか理解ができない。山が好きだから?計画したから?みんなが行くから安全?危なかったらいつでも降りるつもりだから?
すれ違う彼らを見ながら考え込んでしまった。
 下山したらちょうど雨が降ってきて、傘をさした商店のおばあちゃんが出迎えてくれた(駐車料金500円徴収)
1時間で300mすら登れない。休憩だって1回しかしてないのに。体力落ちました。