2016年1月30日~31日

八ヶ岳大同心北西稜・ジョウゴ沢乙女の滝

メンバー L坂口、田中(記)他1名

タイム 30日 美濃戸口8:45~赤岳鉱泉11:35~乙女の滝13:55~赤岳鉱泉(幕)18:00

    31日 赤岳鉱泉5:15~北西稜取付き7:00~大同心の頭16:20~赤岳鉱泉18:00~美濃戸口20:50

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30日

朝3時半に土岐インター付近に集合し出発。6時過ぎに美濃戸口に到着すると雨のようなミゾレが降っている。今日は、あまり急いでいないので、雨が止むのを少し待つ。8時過ぎると雨が止んだので準備して出発。11時半過ぎに鉱泉に到着、イベントがあるようで沢山の人がいる。テント張ってジョウゴ沢に向かう。F1、F2越えて乙女の滝に到着。3人で交代しながらリードで登る。氷の状態はそれほど、よくなかったがとりあえずワンテンで登れた。暗くなるまで登って18時頃に戻ってくる。

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31日

3時に起きてご飯食べて5時過ぎに出発。しっかりトレースのついた大同心稜を登って北西稜の取付きへ。目印のテープの所で準備して1P目、田中リードで登る。去年、来た時よりも雪が付いているからか難しく支点も取りづらい。2P目、歩いて正面の壁を右に巻き、緩い草付を登る。傾斜が強くなってきた所で小さいカムで支点作って坂口さんをビレイ。3P目、坂口。十数メートル登って核心と言われてる立った凹角へ。プロテクションがあまり取れなく、苦戦していてなかなかロープが出ていかない。天気はいいが風が吹いて寒い。ロープの残りが少なくなり後5m位の所で一旦ピッチを切る。十数m上がった所にボルトの支点があるそうなので、ビレイを一旦解除してボルトのある支点の所まで登り、また坂口さんのビレイをする。この後もまだ悪く、4時間位?かかって坂口さんが登りきる。どうも2ピッチ分、坂口さんが登ったようだ。4P目、田中、60mロープいっぱい出して灌木帯を登って、5P目へ。5P目、田中。最初の被ったクラックは、中が凍っていて難しく、アックスもハンドジャムも決まらなくテンション。登れずにモゾモゾしてると凍った壁の中からボルトを見つけてA0して体上げて上の方にアックス引っかけてようやく抜けれた。2つ目の広めのクラックはアックスが効いたのでテンションせずにすんだ。16時半頃に大同心の頭に到着、ここから大同心南陵の下降路の方から降りて行き大同心の基部へ。基部まで降りたら、また大同心稜下りて、赤岳鉱泉に18時頃戻る。テントを撤収して、ツルツル滑りやすい北沢を歩いて美濃戸山荘へ行くとその先の林道も凍っていてすべりやすいい。21時頃に美濃戸口に到着。時間も遅いので、お風呂に入れずそのまま着替えず帰り、土岐インターで別れて、家に着いたのが2時頃だった。なかなか難しかったが、大同心の頭まで抜けることができてよかった。

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