2024年2月3日 エイプリルフール、相沢奥壁大氷柱
メンバー：L他(K)、斉藤
時間：相沢登山口(08:40)ー相沢奥壁(09:40)ー相沢登山口(18:00)
早朝、Kに家まで迎えに来てもらって名古屋を出発。西上州は遠いと思っていたが週末に名古屋から十分行ける範囲だ。
私たちが到着したら駐車スペースには数台止まっており、少し奥の空いていた１台分のスペースに止めることができた。クライマーだけではなくハイカーや氷瀑を見に来る人もおるようだ。準備をして出発。登山道は雪が全くなく小春日和のハイキング模様だ。
ゆっくり1時間ほどで大氷柱に到着。写真で見るより大きい。先行パーティが１パーティいて、ちょうどこれから登る所だったので、私たちは奥のエイプリルフールへ行くことにした。
エイプリルフールの手前にあるのがバレンタインというらしい。乗越しが氷がなく厳しそうに思えたが面白そうだ。今度機会があればこれも登ってみたい。できればTRで。 （トップロープをTRと書くとカッコよく見えるよね。）
エイプリルフール
1P:斉藤
エイプリルフールの１P目を譲ってもらえたので、私からスタート。
いくつかラインが取れそうだがもちろん一番簡単そうなラインを登る。脆く見えたので怖かったが案外しっかりと氷結していた。乗越したところの右側の木が腐ってそうだったので、一段上がったところの木でピッチを切った。
2P:K
少し歩いてから登る。最後は氷がなくて土を上った。
懸垂２ピッチで下降した。後から来た３人パーティが1P目でトップロープを張って登っていたので、氷を落とさないようにして地面まで下降した。
降りたらもう昼をだいぶ過ぎていた。昼食を取り、大氷柱へ移動した。
大氷柱
前のパーティが撤収するのを待っていたら１５時くらいになり、二人がリードする時間はなさそうなのでジャンケンでリードを決める。 勝利！ （K、ごめん。明日の昇天の氷柱は好きなところのリードを譲るよ。と心の中で思う。）
大氷柱は５０メートルもあり、手持ちのスクリューは14本。登る前にどこにスクリューを決めるかシミュレーションしてみたらあと3本くらい足りないぞ。でもまぁないものは仕方ない。なるべく間引きながら登る。結構登られたラインのようで登りやすくなっていたが、ぼこぼこでスクリューの決めどころが探しにくかったのと、オレンジ(アルミ)のスクリューが場所によっては入らないので難儀した。すごく難しいわけではなかったが思い切ってランナウト気味に登らないといけないので緊張した。それにしても50メートルは登りごたえがあった。
Kにフォローで登ってきてもらい、暗くなる前に懸垂で降りた。
相沢は昔関東に住んでいた頃に連れてきてもらって登った気もするが全く覚えておらず、昨年来たことがあるKに頼りきりで、アプローチも含めて新鮮だった。心配した氷結も十分で水の滴りもなく楽しかったので、また来シーズン機会があれば来たい。
