米子不動 龍神・奇妙ノ滝
2020年2月15日(土)-16日(日)
形態:アイスクライミング
メンバー:L田中(記)、中川
タイム:15日 大沢出合6:30~龍神取付7:50~登攀終了11:40~取付14:00~テン場15:20
16日 大沢出合5:15~奇妙ノ滝5:55~大沢出合9:15
概要
いつか行ってみたいと思った米子不動。アイスも大分登れる用になったので、今なら行けるかと思い計画する。だが過去1番の暖冬で、滝が凍ってるか不安。とりあえず行ってみることに。
15日
前夜20時に名古屋を出発して小布施の道の駅に24時前に到着。仮眠して朝、米子不動へ移動。林道を何キロも歩くと聞いていたが、暖冬の影響で、雪が少なくて時間の短縮が出来た。大沢出合に早く着いたので、今日の予定変更して事前情報と遠目から見た感じで、とりあえずアナコンダに行くことにする。天気良く気温が高くて寒くないのが心配だ。途中凍った滝を越えたりして出合から50分位歩いて、アナコンダとコブラの取付きに到着。
2つの大きな滝に圧倒される。
先行パーティーがいてアナコンダに行く感じなので、隣の龍神を偵察しに行く。
龍神は、下まで繋がって登れそうな感じだが、「こんなの登るのか?」と思うぐらい水の滴りが激しい。しばらく観察して中川さんに「登りますか?」と聞いて「いいよ」との返答。少し悩んで、覚悟決めて登ることにする。
龍神(100m Ⅴ+~Ⅵ-)
1P目、田中。真ん中の氷の右寄りを登ってから右にトラバース気味に右上。30m登ってツララのしたでビレイ。
出だしから滴り凄く特に左側が酷い。氷は柔らかいので良く刺さるしスクリューも決まる。30m登ったら全身ずぶ濡れなる。気温が高いおかげで、寒くないのが幸いだ。
2P 目、中川。真ん中の垂直部分を数メートル登ると傾斜が緩くなる。40 m登ってビレイ。
3P目、田中。数メートル登ってしばらく進むとナメ滝出てきた。本当はここで終わりみたいだか、せっかくなので、滝がなくなるまで、行ってみる。ロープいっぱい伸ばしてビレイして少し歩いて安定した所で、中川さんと握手して登攀終了。
少し休憩してから立木を使って3回懸垂して取付きに戻る。帰る途中、アナコンダを登ったパーティーと会い話しを聞くと下部の氷結が甘くて7mランナウトしたと聞き驚く。テント張った所でも他のパーティーに会う。今年は北海道等、どこ行っても氷結悪かったみたいだ。
時間があるので、偵察がてら他の滝を見に行ってから夕飯を食べる。中川さんと2人で山に来たのが初めてだったので、聞いてみたかった山行の話しなどを聞き夜も更ける。
16日
今日の8時位から雨が降る予報なので、雨が降る前に登ろうと決めて4時起床して5時過ぎに出発。奇妙ノ滝に6時前に到着。
まだ辺りは暗くて、ぼんやりと滝が見えるなか準備。明るくなくてから僕リードで登る。奇妙ノ滝(50m、Ⅴ- )
左の方から立木目指して登る。多少滴りもあるもわりと快適。下の方でスクリュー打ち過ぎて上の方は、間隔を開けてランナウトして登る。昨日の登攀でたっぷり水を吸ったロープは、重くて大変。
立木でビレイして中川さんも上がって来て懸垂して降りるとちょうど8時頃で雨が降りはじめてきた。帰る途中、見晴らし台から米子不動の滝を眺め次は、どれ登りますかと話しをしながら車に戻る。
近くの温泉に10時頃に行き明るいうちに名古屋に帰ってきた。