2017年3月25日(土)木曽駒ケ岳・宝剣岳
メンバー:L田中、太田(記録)
タイム:8:15菅の台バスセンターー 9:10千畳敷駅 -9:50 千畳敷カールー10:50乗越浄土ー11:10中岳ー11:20 頂上山荘(休憩)-12:05 木曽駒ケ岳ー13:00宝剣岳ー13:30 乗越浄土ー14:00千畳敷駅
いよいよモンブラン遠征が来週に迫ってきたので、スノーシューの試し履きと高所順応を兼ねて、一般ルートにて木曽駒ケ岳へ。
7:50 菅の台バスセンター到着。バス停には8:15の始発を待つ長い列。快晴だが、意外と肌寒い。満員のロープウェーで9:00過ぎに千畳敷駅に到着。登山届けを書いて外にでる。雪に陽が反射し、目がくらんで何も見えない。慌ててサングラスをかける。
早速、本日の目的の一つ、スノーシューを着ける。田中さんの最新式はダイアル式で直ぐに装着完了。私は紐式だが、久しぶりの使用でつけ方を間違い、直ぐに外れてやり直す。試行錯誤の後、正しいつけ方をやっと思い出して、9:50、千畳敷カールに下降。最近積雪したばかりなのか、片栗粉のような良質な雪で歩きやすい。ただ、急斜面をスノーシューで下るのはちょっと怖い。カールに降り立ち、平地歩きになると、スノーシューの浮力が楽しい。
ある程度斜度が出てきたところで、アイゼンに履き替え、10:50 乗越浄土到着。南アルプスがはっきりみえる。そのままゆっくり歩いてゆき、11:10中岳。天気は良いが気温は低い。
高所順応のため、なるべく頂上付近で時間を費やしたいので、風が当たらなさそうな頂上山荘裏に移動してのんびりする。とはいえ、止まっているとやっぱり寒い。再び歩き出し、頂上にゆっくり向かうが、12:05、木曽駒ケ岳山頂にあっけなく到着。
田中さんが、入会したての頃に将棋頭ルートを登った思い出を話してくれる。
停滞していると冷えてくるので、踏み跡がない斜面から下り、再び頂上山荘に。
まだ時間はたっぷりあるので、宝剣に登ることにする。距離は短いが、両側が切れているので落ちられない。斜度があり、雪がクラストしていて結構怖い。慎重に登る。途中、むくむくの鳥が雪の上にとまっているのが見え、気持ちが和む。
祠が頭を出している頂上に着くが、狭い 。反対側からロープをつけて登ってこられるパーティー1組。祠のとなりの石碑に巻きつけてある残地支点(仕方ないのかもしれないが、神様に申し訳ない気分)で乗越浄土方向に懸垂下降しようとしているパーティー1組。
狭い頂上にとどまってもいられないので、早速下山開始。落ちついて、ゆっくり、しっかり蹴りこみながら降りる。ピッケルもアイゼンもそれほど深く刺さらない箇所がいくつかあり、緊張した。
13:30、再び乗越浄土に戻り、14:00山頂駅に到着。
最終1本前の14:55のロープウェーに乗り下山。下界も気温が低い。行きにみつけた菅の台バスセンターの目の前にある山用品のアウトレット店でお買い得品をゲットし、そこで頂いたこまくさの湯の50円割引券を使い、冷えた体を温めて早々に帰宅。翌日の遠征パッキングに備え、全然寒くない名古屋の自宅でガンガン暖房をつけて装備を乾かしにかかった。