鍋倉山(1288.8m) 佐渡山(1827.7m) 山スキー

2016年1月23日(土)~1月24日(日)
メンバー B/他4名
記録 23・24日:B
タイム 1日目:温井/557m(8:45)-鍋倉山(11:45)-温井(14:20)標高差755m/8.29km
    2日目:戸隠大橋/1139m(8:50)-ドロップ/1620m(11:40)-戸隠大橋(12:45)標高差517m/6.54km

 数十年に1度と言われるほどの大寒波が日本列島を襲うと予報がでているが、中国地方が打撃を受けるようであり、私達が目指す信 越方面はいつもの風雪程度と踏んで22日の夜に愛知を発った。決して天気を甘くみているわけでもなく、雪崩れや天気の影響が受けに くいルートのチョイスした。

 22日の夜は安曇野のメンバーの自宅に泊まり、23日の朝6時に安曇野を発ち、温井集落へ向かう。鍋倉山周辺は豪雪地帯でもあり、去年、鍋倉山を訪れたときは道路の両側は雪が覆いかぶさるような壁となっていた。今年は本当に暖冬で雪が降らないのであろう、道 路脇に雑草や石が見えるほどであった。温井集落に着くと、すでに車が7台ほど止まっていた。私達もシール登行の準備をして山へ入る。

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 8時45分にハイクアップ開始する。途中まではなだらかなルートを歩き、小屋の横を過ぎていく。いつもなら埋まっているはずの沢がところどころ切れている。先行者達のトレースは小屋の先から尾根あげと沢沿いの二つに分かれていた。沢沿いのほうが楽らしいが沢が切れている可能性も否めず、前回と同じくすぐ左の尾根にとりつく。山スキーシーズンインの初登りなので急登のキックターンがまるっきり下手くそになっていた。ずり落ちたくない意識があるのでへっぴり腰である。それでも夏以来、まともに山登りをしていなかったからついていけなかったらどうしようかと心配だったが、秋からランニングを再開していたおかげで息もあがることなく足並みを合わせられてよかった。

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 急登をあがりきるとなだらかなブナの森である。今日の天気は曇りとガスでも仕方ないと思っていたのに、青空が見え始めすっかり晴れてしまった。細い白い小枝の樹氷は高度を上げていくと白い桜が満開のように美しく青い空に映える。なんども景色を堪能しながら山頂へ11時45分に到着する。ほぼ無風だ。しっかりと足場を固めてゆっくりとランチタイムを取る。

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 いよいよお楽しみの滑走だが、どうも木が多くて煩わしい。狭い間を抜けて少し開けたとこを滑り始める。登ってきたときはフワフワのパウダーかと思うぐらいの気持ちいい雪だったが、いざ滑るとかなり重い。雪が溜まっているところに突っ込むと止まってしまう。重くてコントロールしにくいのにブッシュが非常に多い。二重苦である。それでもほんの一瞬の気持ちいいルートを選んでなんとか滑り下りて来る。下山間近になると沢が切れていて、スノーブリッジに板を渡して落ちないように通過する。あとはなだらかな緩斜面をこぎながら温井(14:20)スタート地点まで戻った。

 その日の夜は赤倉に素泊まりの宿をとっていたため新潟まで移動する。道の駅に食事と夜の宴会の魚と肴と酒を仕入れる。2日目のルート案を天気と相談しながら練る。大寒波のはずではあるが中国地方の日本海側がメインなので新潟まで影響するか読めずに朝の状態をみて判断することとした。

 朝起きたら積雪量はたいしたことなく、前山であればサっと登ってすぐに滑降できると思ったが出発までに天気が荒れて風雪がきつくなってきたので、ツリーランの楽しめる予備案の佐渡山に変更する。新潟を出るまでは激しく降って視界も悪かったが長野に入ると雪も収まってきて、戸隠大橋よりスタートするときにはかなり苦にはならなくなった。

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 戸隠大橋/1139m(8:50)よりスタートする。なだらかな林道を延々と歩きつめると分岐にさしかかり左の林道へはいり、そこから適当なところより尾根上げする。やはり、ここも熊笹とブッシュがひどい。あとでここを滑るのかと辟易としながらハイクアップし始めると日本全国悪天候のはずは晴れてきたではないか!自分を完全なる晴れオンナだと核心する。わずかな気圧の谷間かもしれないが次の気圧の寒い強風が舞い始めたところでメンバーのシール不具合により登高中断し、山頂手前にて終了とする。

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 休憩をとり、滑走モードへ切替、滑るとバシバシと木の枝がカラダにはあたる、熊笹はひっかかる。非常に難儀した。コントロールのトレーニングである。それでも天気がよかったので楽しく滑って降りてこられた。文句を言いながらもやっぱり山スキーは楽しい。戸隠大橋(12:45)にもどる。
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