2014.4.27(日)
尺ナンゾ谷(御岳・継母岳) 山スキー・山ボード
メンバー3名 濁河温泉より上俵山を経て尺ナンゾ谷を遡上~継母岳のコルまで。
前夜23:30発 少年自然の家 車中泊。
4:00 起床 5:00 少年自然の家(1706m)濁河温泉高原スポーツレクリエーションセンター 5:30 尾根あげ開始 7:45 上俵山(2076m) 8:40 兵衛谷と尺ナンゾ谷出合いの滝 11:30 継母岳直下コル(2750m) 12:00 滑降開始 12:40 出合いの滝の上 14:20 上俵山 16:00 取り付き 16:30 少年自然の家
2013年に新しい橋ができ、渡渉しなくても尾根上げまで車で取り付けるようになったのだが、雪がまだ道路にしっかりこびりついており、歩きでの移動を強いられる。
行きはくだりとなるが、帰りはツヅラ折りの坂道をトボトボと登らなくてはいけない。 兵衛谷の新しい橋を渡り、取り付きからスキーをザックにつけての尾根あげが辛い。
しょっぱなから息があがる。
シールをつけられる場所まで移動し、分岐であろう場所に赤テープをはっておく。 踏み跡がなく見通しの悪い原生林。 ここは迷いやすいのです。
上俵山を経て、高度をさげて谷へ降り、見晴るかす山へ向かいます。 兵衛谷と尺ナンゾ谷出合いの滝 向かって左から巻いて滝の上にでます。
あと1時間ぐらいでコルに到着と読んだとこで、暗雲とガスがたちこめホワイトアウトか!? ホワイトアウトする前には即刻撤退 ガスった状態ですべると、よっぽど慣れていない限り、三半規管がやられて滑落の危険性を伴うからだ。
撤退の決断を下そうと思ったとたん、サーっとガスが晴れた。 まだ、いける!と登高を続ける。
滑るにはたいした傾斜ではないが、登るほうが怖い。
アイスバーンでないだけマシだ。
コルに到着
登ってきたものだけが楽しめる滑降
壮大なバーンをバーンとすべり降りる
谷なので天然ハープパイプ状態がおもしろい。 初の山ボードを超満喫 ゲレンデとはちがった醍醐味だ。
滝まで40分ですべり降りた。
登りは数時間かかったのに・・・スキーの機動力は行動範囲がひろくていい。 上俵山を越えて下山するのに、ボードの場合はあまり滑る場所が少ないので楽しみは半減となる。
初めての山ボードでこんなマニアックな場所だと嫌になってしまいそうだが 田の原からのアプローチよりも静かでずっと山らしい山行である。