両神山 薄川支流大谷 瞽女の滝
2023年2月19日
メンバー:L田中(記録)、鈴村
タイム: 駐車場9:45〜瞽女の滝10:45〜駐車場15:10
前日、荒船山から移動して奥秩父の中津川渓谷へ向かう。途中の秩父市の道の駅で仮眠。朝のんびりと起きて中津川渓谷へ向かうと道が閉鎖されて通行出来ない。どうも土砂崩れがあって通れないようだ。そういえば、来る途中の電光掲示板に通行止めの案内があったが、ここの事だったのか。通行止めでは中津川渓谷に行けないので、どうしたものかと近くにアイス出来る所はないかと、アイスクライミングの本を見てると近くの両神山の所に瞽女の滝って所でアイスが出来るのことが書かれている。地図をダウンロードして何となくだいたいの位置を把握してから急いで、計画書を書き直し何人かの人に予定変更の連絡をしてから向かってみる。両神山近くまで来てから何となく地図を見直して見ると全然違う所に来てる事が分かり一旦電波の入る所まで戻ってから調べ直して正しい道を進んで、瞽女の滝へ行く沢に到達する。スマホの便利さを改めて痛感した。
林業の道?のような所を歩いて行くと二俣に出る。
左の沢に入ってしばらく歩くと瞽女の滝に到着。記録のほとんど無い所だったので滝に着くまで少し冒険気分が味わえた。
50m位の大きな滝だ。
落氷やロープの流れを考慮して途中でピッチ切る予定にして鈴村さんリードで下部を登って行く。カリフラワー状の氷から垂直を越えて中間ぐらいの所で交代。気合いの入った登りを見せてもらった。
上部を僕がリード。抜け口あたりが薄く穴も空いているので登って大丈夫なのか気になるが、近くまで行ってみる。
残り1mの所で氷全体が前後に揺れたので、少し下がってスクリューにテンション。穴の中を覗くと右と真ん中は空洞で、左も壁側に水が流れてあまり繋がって無い。アックスを刺してみると何とか大丈夫そうなので、気持ちを落ち着かせから残り1mを登り立木でビレイ。
崩壊するんんじゃないかと思い怖かった。フォローで上がってくる鈴村さんを見てるとアックスとアイゼンが氷を突き破っているのが見える。よくこんなの登ったなとしみじみ思う。懸垂1回で戻り荷物片付けて下山。15時過ぎに駐車場に到着。近くの温泉に入って帰り道に笛吹市のB級グルメ、ラーほーを食べて新東名走って家路に着く。