笠ヶ岳広サコ尾根東北支稜

2022年4月24日
メンバー:L吉村(記録)、江刺
タイム:新穂高温泉(4:30)-1950m分岐(7:30)-クリヤの頭(10:25)-1950m分岐(13:35)-駐車場(15:25)
天気:曇り

 

前日、20時に一宮駅西口で江刺と合流し奥飛騨温泉郷へ。22時30分道の駅で仮眠。

24日、3時半に起床し、新穂高温泉の無料駐車場に移動して準備。登山センターで計画書を提出して4時30分に出発。朝だが意外と暖かい。

1時間程歩き砂防ダム堰堤でハーネス、アイゼンを付ける。この時期に何回か穴毛谷に来ているが今までで一番雪が少ない。

雪が少ない。最近の雨と暖かさで加速度的に雪が溶けたか?

 

一ノ沢を少し上がって左の尾根に取り付くのだが、雪が少なく景色が変わり、ここか?と思った場所が木々が生えてなんか違う。

もう少し、もう少しと登って行くと、やっぱり違う。登りすぎた。上を見上げると広サコ尾根の分岐地点が見えるので、このまま登り詰める。

曇っているせいか、雪の緩みが遅く、サクサクと登れる。早い。

7時半には1950m付近の広サコ尾根分岐に出る。

ズボズボとはまることなく順調に高度を上げて、門のような場所でロープを出す。途中で切って2ピッチにする。

クリヤの頭の手前で雪の量が少なく、雪がつながっていない。ここも念のためロープを出してブッシュ交じりの草付きを登る。

クリヤの頭まで雪がつながっていない。

 

2017年5月3日、まだ雪がたっぷりあった。

 

10時25分にクリヤの頭に到着。私の中での新記録。早い。雪の違いによってこんなにもスピードに差が出るのか。

曇ってはいるが、景色が見えていい。槍ヶ岳はもちろんだが、乗鞍岳や御嶽山も見える。

 

30分ほど休憩して、11時に下山する。

 

2ピッチ懸垂下降をした後、雪田では江刺を確保しながら下らせる。

門のような場所も2ピッチ懸垂下降する。

少し雨がぱらついてきたので合羽を着る。

下っていると雨が止み、だんだんと暑くなる。1950m付近の分岐で休憩の時、合羽を脱ぐが、いじめのように再び小雨が降り出す。

登ってきた一ノ沢へ下り、砂防ダム堰堤へ。ここで、アイゼン、ハーネスを外す。堰堤から途中ショートカットをして下るが、ジャングル化した木々で林道に気が付かず、行き過ぎてまた戻ると時間ロスする。

 

林道を下り、登山センターで下山届をした後、駐車場に15時25分に着いた。

焼岳ガーデンホテルの日帰り入浴に入ってから、高山の町中華でご飯を食べてから帰宅する。

なお、焼岳ガーデンホテルの日帰り入浴、GW中は12:00~15:00と時間制限あり。