2017年4月16日(日)7:30~

メンバー:L有富、新美(記録)、ほか1名

 

裏道登山口駐車場に8時集合予定が、トンネル越えた駐車場に全員揃ったので7時30分に出発する。初夏の陽気で裏道登山口付近にイワカガミが咲いていた。

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8時に藤内小屋到着、たくさんの登山者が休憩していたため、渋滞を少しでも回避するため水補給のみでスルーする。8時20分に藤内分岐に到着後、ハーネス・ヘルメット等の登攀準備を行い、8時40分頃P7取付き到着するが4名1組のパーティが登っていたので待機となる。

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今回、有富リーダーからリードやりますか?と声を掛けてもらえたので、私自身として3回目の前尾根であったため「やります」と答え、P7から9時20頃登攀開始する。

フォローの時とは全く違う緊張感で、安心感のかけらもないため、体が硬直して無駄に体力を消耗させながら登る。前が詰まっていたため、P7の半分で支点構築する。確保支点を素早くつくることに気がはやり、ビレイ解除の声掛けが遅くなり、有難い指導を受ける。頭で分かっていることも現場で経験して体で覚えていくしかないと感じた。P6に到着するが2度目の渋滞、30分ぐらい待機して10時40分ぐらいに再開、途中昼食を入れながら、P5とP4はTさんにリードを交代する。

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14時40分頃、救助ヘリが何度も裏道上空を旋回した後、救助要求者がピックされていった。(後で聞いた話によると雪を踏み抜き骨折した模様)

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P3は新美がリードするが、最後のチムニーで時間をかけてしまい皆さんに迷惑かけました。

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16時30分頃、最後にP2を有富リーダーのみがあっという間にリードで登り、あっという間に懸垂下降で降りてくるが、ロープの回収で結び目が溝に引っ掛かり下からの回収が不能となったため、まき道で登り上から回収する。Tさんと新美は慣れないリードで疲労困憊のため、P2(ヤグラ)を登る力は残っていなかった。

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しかし、Tさんの希望により頂上まで登りきる。(17時10分到着)裏道は雪が残っている可能性があったため、安全を考慮して下山は中道からゆっくり下山して、19時過ぎに無事駐車場に到着する。

リードさせて頂き、貴重な経験ができた山行となりました。皆さんに感謝です。