2018年11月11日(日)

第2回 冬トレ 将棋頭山 歩荷トレーニング

L太田(記録)、丹羽だ、田中、内田、近藤、濱田

タイム;6:00桂小場登山口―7:50野田場―9:30大樽小屋―12:00歩荷終了(7合目付近)―12:50 下山開始― 15:30登山口

前日23時半頃、桂小場登山口に到着。甲府幕岩から直行した大輔さんのテントと朝入りと思われていた濱田さんの車あり。少し飲酒し24時就寝。

5:00に起床。歩荷用の石を拾う。積雪があった昨年と違い、暖かな朝だ。丹羽・田中・内田・近藤は30KG。20KGを予定していた濱田さんも、雰囲気にのまれたのか28KGまで荷重を上げる。肩に故障アリ、体力差大アリの私はとりあえず様子見の20KG 。6:00、1280mの登山口を出発。

登山口付近はマツが紅葉していた

大樽小屋までは緩やかな登山道、だったはずが、開始早々倒木があり、高巻きを強いられる。重い荷物で、ぬかるんだ急な迂回路はなかなか怖い。これまで20分足らずで行けたブドウの泉まで30分かかった。

倒木あり。

1時間に一度のペースで休憩を入れながら、高度を上げる。足せる人はだんだん石を足す。大樽小屋で休憩した際、53KG歩荷して伊吹山に登った奥田さんの話題が出、触発されたのか、内田さんが37KGまで荷重を上げ、あおられた丹羽さん、近藤さんも37KG 、気配を消していた田中さんも巻き込まれ、アタックザックなのに33KGまで詰め込まれる。完全に学生ノリになってきた。太田もちょい足しして25KG、濱田さんは28KGを維持。

大樽小屋から更に荷重アップ

11時前、2300mくらいの場所で最後の休憩を入れる。最終ピッチはそれぞれのベストスピードで進むことにする。稜線まで届くかどうか、微妙な距離のため、荷重を減らして稜線を目指すか、逆に重量を増やして自分の限界を試すか、それぞれ思案。
結果、内田さんが42KGにし、つられて丹羽さんも42KGにアップ。濱田さんまでもが30KGに荷重を増やし、新しい世界の扉を開く。稜線が気になる近藤君は37KGでスピード重視、田中さんと私は現状維持。

ザックが持ち上がらず悶絶

11:00 ヨーイドン、しようとするも、ザックが重すぎてよろめくメンズたち。でも一旦スタートすると、近藤・田中・内田はすぐに見えなくなった。12:00、ホイッスルを吹いて終了とする。近藤さん、田中さんは稜線に出、内田さんは7合目、私は2500m地点だった。私の後ろには濱田・丹羽と続いていたが、濱田さんが12;00を迎えて休憩していたところ、丹羽さんに「先行の皆に会うまで歩き続けますよ!」と言われたらしく、二人は歩荷継続で遅れて7合目までやってきた。「鬼だと思った」by濱田さん。

7合目では南ア、八ヶ岳、北アが見える

37KG背負っても、近藤君はなお速く、後に続いていた田中さんは「近藤君は速かった。追いかけていたら気持ち悪くなった」と感嘆(?)していた。当の近藤君は「楽しかった」との感想。疲れもみえず、さすが20代。42KG背負った内田さん、丹羽さんは「37KGと42KGは全くレベルが違った」と話し、初めて30KGで歩いた濱田さんは「自信になった」と笑顔。

石を下ろして13:00前に下山を開始し、15:30登山口着。なお、野田場の水場は枯れていた。

南アルプスの眺望が素晴らしい「みはらしの湯」で痛む節々を癒し、恵那で工事渋滞に巻き込まれながら帰名した。