2014年11月23日(日)~24日(月)
南岳 西尾根
メンバー:L吉村、丹羽、 久保田
記録:吉村
コースタイム:23日 新穂高温泉(5:25)-槍平小屋(9:35)-2500m付近幕営(15:15) 24日 出発(6:10)-1631m(7:00)-南岳(9:35)-2500m付近幕営地(11:25)-槍平小屋(13:15)-新穂高温泉(16:45)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA   前夜21時に一宮西口に集合し出発。
23時45分新穂高温泉の無料駐車場に着いて仮眠する。星空がきれいだ。

23日、4時半に起床し、登山センターで山行計画書を提出して5時25分に出発する。
雪は道路上にまったくなし。牧場付近から薄らと雪が出だす。
白出沢出合ぐらいから雪道になるが、トレースがばっちりある。
吉村、前回山行の疲れが抜けきらないせいか、スピード上がらず、足もつり始める。
9時35分に槍平小屋に到着する。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 南岳への看板もありトレースをたどるが、十数メートル進むとトレースが消えた。
どうもラッセルを嫌がり先行パーティは止めたようだ。
ここから先膝あたりまでのラッセルが続く。
南沢を横切り西尾根に取付く。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 冬本番になるともっと手前の槍平小屋に向かう途中の南沢を渡る前から尾根に取り付く必要がある。
今回は夏道が分かり、雪も比較的安定している感じだったので、夏道沿いにラッセルする。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 登山道は獣も利用するせいか、野ウサギの足跡だけトレースがある。
夏道のラッセルとは言え、結構苦しい。スピードが上がらない。
吉村水分をミルクセーキが無くなり、水に変えてから足のつり感が減り復活しつつある。
しかし、久保田疲れてきたのかペースがだんだん遅くなる。
今日中の南岳小屋の到着が困難になってきた。
西尾根の顕著な稜線上に出て、2500m付近で幕営を決める。15時15分。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA 景色が良い。
いい幕営地だが、大きいテントは雪が少ないと設営が難しい。
今日は風もなく快適なテント生活をし19時に消灯する。

24日、4時半に起床しハーネスを付け、6時10分に出発する。 今日も天気は比較的安定しているようだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA 7時に1631mのピークに出る。
ここから先が核心になるようだが、夏道は岩峰を巻いて登っているので、どうだろうか。
マッチ箱の手前でハシゴを下り、ロープを出して道を探すが雪でしっかり隠れている。
カール状の中をラッセルするのも気分が悪いので、戻り直す。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA マッチ箱の上にリングボルトがある。
雪が積ると発見できないかもしれない。
畳半畳より少し小さいくらいの上を乗り越え、ナイフリッジを越える。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA ちょっと嫌な登りを越え、雪稜になるが、雪が浅く、岩が邪魔くさい。
ハイ松がなくなるあたりから風が強くなる。
上空はしっかり風が吹いて寒い。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 久保田ペースが上がらず苦しみ、南岳頂上に9時35分に到着する。
丹羽は絶好調でだったが、風の強い中、長い時間待つ事になる。
写真を撮って、早めに下る。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ちょっと嫌な登りでロープを出して下って、マッチ箱もロープを出して下る。
50m1本使用で済んだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA 11時25分に幕営地に戻り、13時15分槍平小屋、新穂高温泉駐車場に16時45分に到着し終了した。
帰りは中崎山荘の温泉に入り、高山の中山中華そば屋で食事して帰りました。

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