剱岳早月尾根

2020年11月22日(日)~23日(月祝)
メンバー:L吉村、粂野、大島、 記録:吉村
タイム 1日目:馬場島(5:50)-早月小屋(10:30)、2日目:早月小屋(8:30)-馬場島(11:30)

前日20時に一宮駅西口に集合して馬場島に23時半に着き仮眠する。駐車場には10台くらい車が停まっていた。

1日目、朝5時に起床し、5時50分に出発する。星空がとても綺麗でいい天気だ。早月尾根の登り出しは急登りでその後松尾平の展望台に出る。1000m表示の道標がある。そこから、200m高度ごとに道標が出てくるが、正確な標高ではないので200m高度が早く登れる区間もあるが、時間のかかる箇所もある。1800m付近から少しずつ雪が出てくがアイゼンはいらない。

避難小屋跡にテント1張りあり。今日頂上アタックするには絶好の時だ。今晩から荒れ模様の天気予報になっており明日の登頂は難しいか。

10時30分、早月小屋に到着する。
テントが5張りほど張ってある。強風に備えテントをつぶしてアタックしているのもある。時間が早いので、今日行けるところまで行く。準備をしていると、今日アタックをしたパーティーが戻って着た。

11時25分に出発する。2400m手前で風が強くなり歩くのに注意が必要だ。早月小屋に張ったテントを見ると???あれ?なんか変。ちょっとやばいかも。テントが飛ばされそうで、バタつきひっくり返っている。慌てて引き返す。たまたま小屋近くに人がいたので助けてくれてテントが飛ばされずに助かった。ありがとございます。

テントの張り綱のアンカーが抜けていたので詰めなおす。雪質が変わりすごく絞まるようになった。しかしこの強風では出発できずテントに入る。この強風でテントをつぶしていたパーティーのテントを飛ばされそうになっていたようで、風向きが変わるとなかなか難しいようだ。再びテントが飛ばされないよう結局ずっとテントの中で過ごした。

今晩この早月小屋周辺でのテントは我々だけになった。夜のエッセンは味変の鍋。はじめコンソメ味、、味変でキムチ味。18時に消灯。

2日目、4時半に起床するが、雨音が激しいので寝なおし、6時起床。雨の音は止んだようだ。朝方には雪に変わっていたようで、外はガスって天気悪い。朝食後、テントを撤収して小屋周辺でビーコンの操作練習とゾンデ棒の扱い練習をする。

 

今回はあきらめて8時半に下山する。細かい雪か雨がふり続いていたが馬場島に着くころには上がった。でも剱は相変わらずガスの中だった。また次回の機会にチャレンジしよう。

上市のアルプスの湯に行くと、上市にスマートETCの開通が12月13日の宣伝のカウントボードがあった。