12月2日 (日)
メンバー :多田L、丹羽だ、馬場、斉藤、田中、太田、近藤、金原(記録)
タイム:6時50分 小坂口登山口〜 8時 湯の花峠〜10時 森林限界の訓練適地に到着、訓練 開始 〜13時30分 訓練終了 〜15時40分 下山
天候 晴れ
前日夜に各メンバー濁河温泉の市営駐車場に到着。 12月に入り、チャオ御岳を経由する道がPM5時~AM6時まで通行止になるとゆうことで、高山側からのアクセスとなった。金原、近藤組は、道にも迷い、大幅に時間がかかってしまい深夜2時ごろに到着した。 朝5時に起床し、身支度をし、まず始めに多田リーダーと丹羽代表から会の5人用テントの設営をレクチャーしていただいた。 冬山の過酷な環境下でテントを設営するためのポイントを教えてもらい、実際に設営をした。その後、ビーコンの設定を皆んなで確認して、6時50分頃に入山する。 雪は薄っすらかぶっている程度で気温もさほど低くなかった。中間着で1時間も歩くと汗をかいた。 標高を詰めて行くと10センチほどの積雪はあったが、とても雪上トレーニングができそうな状況ではなかった。 10時頃にハイマツが生える森林限界に着いて本日のトレーニング適地を探して開始した。 多田リーダーによる、ビーコンの操作方法、ブロービング(スパイラル、グリッド法)を実演で教えてもらい、実際に雪崩が起きて流された仲間を救うシュチュエーションでビーコン捜索をした。 流されてから15分以内の救出を目指したが、初めての操作で埋没位置への到達に時間がかかった。ゾンデ棒で見つけてからスコップでの掘り起こし時には、上下に配列して雪を掻いた。その際、埋没者をすぐに救出できるよう、埋まっている深さの雪面から掘り起こすなどのアドバイスをいただく。 次に滑落停止を予定していたが、あまりの雪の無さに行えず、ハイマツ帯や草付きへのスリングを使った支点の作り方やスタンディングアックスビレイ法についても講習してもらった。 一通り終えて、13時半に下山を開始して15時40分に下山した。 今トレーニングは自分にとっては初めてづくしの内容でたくさん学ぶことができた。 しかし、これをしっかり理解し実行できるようになるまで、繰り返しやることが大事だと感じた。本格的な冬山シーズンの到来に向けて、少しでも冬山技術を上げていけるように頑張りたい。