2017年11月19日 木曽駒ケ岳 桂小場ルート 歩荷トレーニング
メンバー:L太田(記録)、冨田、伊藤、丹羽だ、廣瀬、松浦
タイム: 23:00名古屋駅-1:40桂小場登山口駐車場-2:00就寝-5:15起床、6:15歩荷開始-9:55大樽小屋-12:00津島様跡(2429m)折り返し-13:00大樽小屋-14:30駐車場
23:00に名古屋駅に集合し、桂小場登山口に向かう。登山口まであと300m程の所にブラックアイスバーンができており、2駆+スタッドレスでは坂を上れず滑って後退。肝を冷やす。チェーンをつけて再出発し、1:40登山口到着。うっすら雪が積もった地面にテントを張り、2:00就寝。
5:15、暗い中起き出して歩荷用の石を拾うが地面が凍りついていて、はがれないもの多数。6:15、ちょうど明るくなったところで、各自の目標に応じて19kg~31kgで歩荷開始。これから12:00まで、50分歩いて10分休むを6回繰りかえす。
桂小場ルートは、樹林帯の中を緩やかに進む、よく整備された登山道で、歩荷トレーニングにはもってこい。ただ、天気予報で冬型の気圧配置と言っていたとおり、冷たい風が強く吹き付けてとにかく寒い。2週間前に来たときは夏山状態だったが、木にも雪が乗り、すっかり冬山になっている。
9:55、大樽小屋に到着。だんだん雪量も増えてきたので、アイゼン練習希望者はアイゼン装着。とはいえまだ根雪はついておらず、昨日積もったばかりの新雪にはアイゼンもキックステップも効かない。すぐに石や木の根が露出するので気をつけて歩く。
11:00、最終ピッチなので、各自、ベストスピードで進み、12:00になったら引き返すことにする。松浦さん、大輔さんが30kgの過重を感じさせない速さでどんどん進んでゆく。廣瀬さんも二人についてゆき、あっという間に見えなくなった。
12:00、津島様(神社)跡2429mでタイムアップ。1,000m以上登れたが、残念ながら稜線までは届かなかった。少し先まで行った松浦さんと廣瀬さんの話によると、ここから先は脛ラッセルだったとのこと。引き続き歩荷希望の松浦さん以外は過重を降ろして下山準備。出発前に冗談(南岳西尾根偵察山行の記録参照)のつもりで「皆さん、ピッケルありますね?」と言ったら、松浦さんのピッケルが無い。12:00を迎えた地点に忘れてきた模様で、慌てて取りに戻る。あぶないあぶない。
冨田さん先頭で下るも、大樽小屋以降はノンストップ且つハイスピードで、私にとっては歩荷よりも疲れ、良い訓練になった。
雪がちらつく中、テルメリゾートINAで冷えた身体を温めて帰路についた。