第2回夏山トレーニング(雪上訓練)針ノ木岳
2015年6月14日(日)
メンバー L吉村、田中、田畑、福井、浅野、岩津、馬場、小川よ
記録 吉村
タイム 扇沢(5:30)-大沢小屋(6:20)-針ノ木小屋(8:45)-針ノ木岳(10:10)-マヤクボノコル(11:00)-大沢小屋(14:15)-扇沢(15:05)
前日21時に名古屋駅前に集合して出発。
道中の道の駅で夜食エッセンをしてから仮眠。
MSRにはプレヒート用のメタを忘れないように持っていきましょう。 各自も非常用にメタを持参しよう。
朝5時起床。と思って起床したら4時だった。 早いけど起きて、テント撤収して、移動する。
扇沢の無料駐車場で準備してから、上の有料駐車場にあるトイレで用を済ます。
今のところ、天気は曇り。今日の天気はどうなるだろうか?
道路左横の登山道から入山する。 1時間ほどで大沢小屋に着く。
前夜に田畑から、最近体調悪く病院へ行ったらバセドー病の可能性が高いと言った。
脈が速くなるようだ。
小屋に着くまでも、えらそうだったので、この先雪渓や頂上など条件が悪くなるので、ここで田畑には下山してもらう。
大沢小屋から歩いてすぐに雪渓に出る。
雪上トレーニングも兼ねて、アイゼンは装着しないで登る。
途中、途中で雪上を歩く時の注意ポイントを確認し合う。
マヤクボ雪渓との出合から針ノ木峠までは少し斜度が上がるが、今日の雪面は歩きやすい。
8時45分に針ノ木小屋に到着する。
他にも、前日にテント泊していた人が5人位いた。
峠からの景色もいいが、所々ガスがかかっている。
小屋から頂上までの間でアイゼンを付けたが、雪にトレースはしっかりついていた。
でも油断して滑落するとまずい。
針ノ木岳頂上に10時10分に着く。 剱岳も見えて気分がいい。
風も穏やかだ。 ゆっくり休んだ後、マヤクボノコルに向かう。
頂上からの下り、所々でガレ場が崩れている。
コルで雪上訓練の準備をする。 スタンディングアックスビレー、滑落停止、急斜面の歩行練習を行う。
ポイントや注意点を話し合う。 滑落しないようにするには?滑落してしまったらどうする?
自分自身でわかっていても、いざ誰かに教えようと言葉にすると言葉が出てこない。
2人1組になって、1・2本空荷で練習してから、1段下ったオアシスまで練習する。
滑落停止、スタンディングアックスビレーの練習をし、確認しあい体で覚えるようにする。
肩がらみは間違っていないか? 滑落する人の方向と向きは大丈夫か?
制動をかけた時、急制動をかけると力が加わり飛ばされるので、なめらかな制動をかける。
オアシスで休憩した後、急斜面で本番。
今日の雪は比較的柔らかくなって歩きやすい。
急斜面の歩行をスタンディングアックスビレーでバックアップする。
繰り返し行い、斜度が緩くなる場所までやる。
アイゼンを外して、針ノ木雪渓を下る。
ほどよい融け具合で歩きやすい。