スキルアップ(トレーニング山行、講習など)2014年雪稜

笠ケ岳・穴毛谷第三尾根 2014.4.8

穴毛谷第3尾根 2014年4月8日(火)

笠ケ岳・穴毛谷第三尾根

メンバー L吉村、粂野  記録 吉村

タイム 出発5:00-第3尾根取付6:45-2100m台地13:30-下山開始14:00-穴毛谷18:45-新穂高温泉20:10

前日21時に粂野が吉村宅に迎えに来てくれ、出発。 丁度0時に新穂高温泉に到着し仮眠。
4時半に起床し、5時出発。 天気は良さそうだ。ゲートから先は雪がある。
穴毛谷の砂防ダムを巻きながら進み、砂防ダムを何個か過ぎた後、ハーネスを付ける。
デブリはまだ少なく尾根に雪がまだたくさん乗っている。
穴毛谷を進み、第三尾根の取付きに6時45分。

穴毛谷第3尾根 少し登ってから、右にトラバースするが、雪が不安定な感じがしたので、ロープを出す。
3ピッチで、支尾根に出る。
ここからも当分ロープを付け、つるべで登る。 手頃な樹木で支点を取りながら登る。
支点がない時は、スタンディングアックスビレーで行く。

穴毛谷第3尾根 雪が柔らかく、結構沈む。 時々、穴ぼこに出くわし、落ちないように行く。
12時に森林限界を超え、尾根上に出る。結構時間かかる。

穴毛谷第3尾根 13時30分に2100mぐらいの広い台地に出て、休憩する。 雲一つない快晴でまぶしい。 遠くに槍ケ岳の穂先が見えた。
14時に下山開始。所々ロープを使いながら下る。 木が出てきたあたりから、懸垂下降の練習をしながら下る。 穴毛谷第3尾根 4ピッチ目ぐらいから、ロープ回収に手間取る。雪でロープが湿り、滑りが悪くなりひっかかる感じだ。 だんだんと日も暮れだし、明るいうちに穴毛谷まで下りたい。
最後は懸垂下降でなく、スタンディングアックスビレーで雪面を下る。 谷の中でも少しはましそうな場所まで行き、ロープを撤収しヘッドランプを点けて下る。
砂防ダムの堰堤を全部下った所でハーネスを外し、下山連絡の一報を入れる。 帰りの林道が思った以上にはまり、腹が立ち嫌になる。
20時10分に林道脇に止めった車に戻った。
下山が遅くなり、温泉&グルメはお預けで帰りました。