甲府幕岩―2018年9月8日~9日・小川山―10日・笠置―11日

メンバー:L内田・福島(記録)・(8日~9日)→丹羽(だ)・馬場・田中・太田

 7日夜、各車出発し、雨の音を聞きながら道の駅で仮眠。天候不良のため、当初予定の瑞牆山を断念。8日、5時起床し甲府幕岩に向かう。

〈8日〉甲府幕岩

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   内田:ピリカ(10b/c)→✖・ペンタゴン(5.9)→RP・てるやまもみじ(10a/b)→RP・ワイルドトットちゃん(10b/c)→✖

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   丹羽(だ):動物がいっぱい(10b)→✖・メイプルの涙(10c)→FL・てるやまもみじ(10a/b)→MОS・アフリカ象が好き(12a)→✖

   田中:アイソメトリックス(10c)→○・甲府の軟派師(12a/b)→・ワイルドトットちゃん(10b/c)→✖・アフリカ象が好き(12a)→✖

アフリカ象が好き 12a

アフリカ象が好き 12a

   馬場:動物がいっぱい(10b)→✖・メイプルの涙(10c)→MОS・てるやまもみじ(10a/b)→FL・アフリカ象が好き(12a)→✖

   太田:なべちゃん(5.8)→○・アイソメトリックス(10c)→TR

   福島:ペンタゴン(5.9)→MОS・アフリカ象が好き(12a)→✖・てるやまもみじ(10a/b)→✖

 雨が時々パラつき、一時は昼で撤収かと思ったが、しぶとく登っていたら雨もやみ1日登れた。その後、瑞牆のキャンプ場で1人300gの肉をガッツリ食べて酒を飲み、23時就寝。夜も雨が時々降り、明日はどうしようか悩むリーダー。皆で相談し、次の日も幕岩に行くことになる。

〈9日〉甲府幕岩

   内田:動物がいっぱい(10b)→RP・メイプルの涙(10c)→RP・スパイラルリーフ(11b)→✖

   丹羽(だ):動物がいっぱい(10b)→RP・GATE(10b/c)→✖・ブラッキー(11b)→✖・スパイラルリーフ(11b)→✖

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スパイラルリーフ11b

   田中→アイソメトリックス(10c)→○・ブルーマウンテン(10a/b)→・ダーティークライマーズ(11b)→✖

   馬場:木の実がいっぱい(10c)→✖・ブルーマウンテン(10a/b)→RP

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ブルーマウンテン10a/b

   太田:アイソメトリックス(10c)→RP・メイプルの涙(10c)→RP

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   福島:動物がいっぱい(10b)→RP・メイプルの涙(10c)→FL・スパイラルリーフ(11b)→✖

メイプルの涙 10c

メイプルの涙 10c

 1日目より岩慣れして全員調子が上がっている。太田さん、ずっと宿題だったアイソメトリックスをRP!馬場さん、クラックのブルーマウンテンを最終便で吠えながら会心のRP!内田さんも豪快で勢いのある登りでRPしながら、常に天候を心配している(笑)。丹羽さんはテクニカルな細かい課題を選び、嬉しそうに皆を巻き込みながらワイワイと取り組む。田中さんは皆が登れなかった時の最後の砦!きっちりギアを回収。それぞれが自分なりの成果を得て撤収。帰りの林道で渋滞?・・・と思ったら、倒木が道を塞いでおり最後の一仕事。皆と別れ、内田さんが天気図とにらめっこ。とりあえず明日はどこも午前中は持ちそうだったので小川山に移動する。

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〈10日〉小川山

 5時起き6時過ぎ出発。先週行ったばかりの目的の妹岩を目の前で見ながらスルーし、時間ロス。内田さん、すんません!妹岩に戻り、自分が先週FLした愛情物語(5.9)を内田さんがMОS。その後先週全然歯が立たなかったマラ岩のレギュラー(10b)を見ながら姉岩に移動。12時前、雲行きが怪しくなってきたため最後に4ピッチのマルチを登ろうと相談し、内田さんが1ピッチ目のグラッシオ(10b)を大きなムーブでガシガシ登り始めたところで雨が降り始め1ピッチ登って懸垂する。上まで行けなかったのは残念だが、思っていたより登れたのでそれで良しとする。

   内田:愛情物語(5.9)→MОS・センター試験(5,8)→FL・yamashi(10b)MОS・グラッシオ(10b)→MОS

   福島:センター試験(5・8)MОS・yamashi(10b)→FL・グラッシオ(10b)(フォロー)

 買い出し後、風呂に入り肉を焼いて酒を飲む。自分は少し飲みすぎてトイレに行く途中1人転倒。内田さんは相変わらず天気図を見ながら明日の心配。前線のかかり方を見て明日はダメだと思った。

〈11日〉笠置

 朝起きるとやはり雨。ため息つきながら2人でテント撤収。名古屋方面に車を走らせると雲が薄くなってきた。この辺で登れるエリアがないか相談開始。濡れているだろうが笠置を見に行くことにする。案の定濡れていたが見るだけで帰るなんて出来るハズもなく、リードはやめて上からトップロープを張り10cのルートを2~3登。内田さんはノーテンでムーブを固め、自分も足が滑って1度テンションしたが、どうにか上まで行く活路を開き、夕方納得の撤収。撤収後、『お土産お土産』と内田さんが呪文のように繰り返すのを聞きながら帰宅の途につく。

 4日間、全日諦めずに登れて良かったです。 

                                                 -以上―