メンバー:L坂口・小川(よ)・丹羽(だ)・福島(記録)

タイム:〈1日目〉名古屋駅(9:00)―中部国際空港(11:30)―新千歳空港(13:00)―ニニウキャンプ場(17:15)

    〈2日目~3日目〉ニニウキャンプ場―赤岩青巌峡(終日)―ニニウキャンプ場

    〈4日目〉ニニウキャンプ場(8:00)ー赤岩青巌峡(8:30~16:00)―占冠温泉(16:15~17:15)―千歳市(18:15~19:00)―新千歳空港(19:30~21:30)ー中部国際空湊

〈1日目〉

 本州に秋雨前線がどっかり腰を据えている小雨の中、名古屋を出発し、涼しいはずの新千歳空港へ到着するが、さして涼しくもない。暑い暑いと言いながら、丹羽さんの株主優待で格安のレンタカーに乗り込み、赤岩青巌峡からすぐのニニウキャンプ場に向かう。途中占冠のスーパーで買い出しをするが、土日は休みとの事。焦って行動食を買い足す。9月6日に起こった地震の影響か、それとも元々こうなのか、食材もごく限られたものしかない。その後赤岩青巌峡を横目に、幕営予定のニニウキャンプ場に向かう。受付を済ませテントとタープ設営。焚火開始。肉を焼きながら酒を飲み就寝。

〈2日目〉

 

赤岩青巌峡2

 5時起床。各自朝食を摂り青巌峡に向かう。青巌峡は90度から140度の赤いチャートの岩場。覚悟してたが全部カブっている。初めての岩場をきょろきょろ見て、準備して登る。

○坂口ー・マサイ族10a(ОS)・ジェロニモ11a(✖)・僕を見て10c(✖)

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僕を見て10c

○小川ー・マサイ族10a(MОS)・ジェロニモ11a(✖)・僕を見て10c(TR)・ワンダーガール11a(✖)

○丹羽―・ジェロニモ11a(✖)・僕を見て10c(✖)

○福島―・ジェロニモ11a(✖)・マサイ族10a(FL)・僕を見て10c(TR)・ニンジン5.9(MОS)

 滑るチャートの岩質とカブリの課題に自分は心折れるが、他の皆は果敢にチャレンジ。坂口さんは肘の調子が悪く途中で切り上げ、夕食の買い出しに行くが、途中レンタカーのタイヤがまさかのパンク。レンタカー会社とすったもんだの挙句、17時にタクシーで岩場に戻ってきて皆と合流。そのまま皆タクシーで幕営地に戻る。焚火、焼き肉をしていると代車が来てとりあえず一件落着。北海道の夜は冷え、皆ダウンジャケットを羽織る。

〈3日目〉

 曇り。6時起床。皆でコーヒーとカップ麺を食べ、青巌峡に向かう。

○坂口―・ジェロニモ11a(✖)

○小川―・人気ルートだぜ10a(MОS)・ジェロニモ11a(✖)・ワンダーガール11a(RP)

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ジェロニモ11a

○丹羽ー・ジェロニモ11a(RP)・若い者には負けられない11d(✖)・天国列車12b(✖)・ワンダーガール11a(✖)

○福島ー・人気ルートだぜ10a(RP)・裏切り10b(✖)・ネギ坊主ダイレクト10c(✖)・玉ねぎ5.9(✖)

 カブりのルートと、唯一ほとんどカブっていない登りたかったルートが岩のシミ出しで濡れて一度も登れない。8月はジムにも行けなかった。当たり前だが登れない事実に心折れる。他の皆が一生懸命登っているのに1人みっともなかった。17時撤収。幕営地に戻り、坂口さんが買い出してくれたパスタを作って焚火と酒を飲み、北海道最後の夜を楽しむ。小川さん、ずっと火をいじっている。あまりの焚火好きに思わず皆笑顔。焚火の火に癒され、皆と楽しく話をしているうちに元気復活!

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ニニウキャンプ場

〈4日目〉

 夜雨が降ったらしいが丹羽さんと自分は気付かず爆睡。日中晴れ。コーヒーとカップ麺で腹を満たして幕営地をたたみ、青厳峡へ。カブっている岩なので濡れているが登れそうだ。

○坂口―・玉ねぎ5゙.9(MОS)・ジェロニモ11a(RP)・ワンダーガール11a(✖)

○小川―・ワンダーボーイ11b(✖)・ジェロニモ11a(✖)・パラグーの皆さんご遠慮ください11d(✖)

○丹羽―・ワンダーガール11a(✖)・パラグーの皆さんご遠慮ください11d(✖)

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パラグーの皆さんご遠慮ください11d

○福島―・ワンダーガール11a(✖)

赤岩青巌峡

 昨日よりは落ち着いて1つの課題に出来ないなりに取り組んだ。15:45撤収開始。青巌峡に別れを告げ、4日振りの風呂に入りスッキリする。新千歳空港に向かう途中腹が減り、やっと見つけたラーメン屋に入る。その後空港に向かい閉まり始める土産物屋で何とか土産を買って、21:35の飛行機搭乗。中部国際空港23:00到着。帰宅したのは深夜1時を回っていた。

 9月6日に起こった地震の影響で空港の飲食店が営業しておらず、名物も食べず岩場と幕営地の往復のみで北海道らしいことは何もしなかったが、指紋がなくなるまで最終日ギリギリまで3日間、岩に触れて良かった。皆でそれぞれの成果と楽しい思い出を持ち帰ることができた。

                                                  -以上―