錫杖岳 1ルンゼ左

2017年8月5日(土)
メンバー L馬場・斉藤・多田
記録 馬場
タイム
15日:槍見バス停駐車場(5:25)-1ルンゼ左登攀開始(7:55)-1ルンゼ登攀終了バンド(13:20)-懸垂終了取り付き(15:15)-登山口(17:05)

ピーカンの錫杖岳

ピーカンの錫杖岳


 前夜の4日に駐車場まであと4キロの県道475号線(槍ヶ岳公園線)にて夜間通行止めに合う。仕方なく近くの足湯がある公園で前夜泊とする。朝5時に開通し車が長蛇の列をなしていたが、すぐに流れてほっとした。
 5時30分に登山口より登りはじめ、2時間ほどで錫杖前衛壁につく。1ルンゼの取り付きを確認するものの、馬場も斉藤もうる覚えで決定打に欠けるまま、それらしいルートに取り付くことにした。1ルンゼぐらいのメジャーなルートなら取り付き支点があるはずだと不思議に思いながら。

暑い暑い汗だく。夕立雷雨になりませんように

暑い暑い汗だく。夕立雷雨になりませんように


1P目:馬場 30m
 濡れてヌメった壁にほぐれていない朝イチの登攀は怖くて辛くて何度も仕切りなおした。乾いて快適なルートを探りながら登っている。 
と左手に見えた木にかかった終了点に呼ばれるままロープの流れが悪くならないところで切ったが、その木がヌルヌルして誰も触られていないのが分るほど汚くて、ルートファインディングを間違えたなと思った。

1ピッチ目は濡れてるだけじゃなくヌメヌメの出だし核心

1ピッチ目は濡れてるだけじゃなくヌメヌメの出だし核心


2P目:斉藤 20m
 顕著なピナクルのあるほうへスラブのトラバースをしようとしたがピナクルまで支点が取れず、その先のルートも目視できないので素直に目の前のルンゼを登る。安定したバンドで切る。

3P目の取り付き

3P目の取り付き


3P目:馬場 30m
 楽しいフェースを登り、薄くかぶっているのか感じない程度の岩をレイバック風に乗り上げてからフェース。右に朽ちたリングとスリングのかかった難しそうなスラブと左に懸垂支点のある3人は立てない程度のルンゼがあり、そちらを選択して終了しようとしたらヘビ在住で泣きが入る。根性をきめてそこで切る。

ヘビのいたルンゼから見下ろす。 ヘビが怖かった(*´ω`*)

ヘビのいたルンゼから見下ろす。
ヘビが怖かった(*´ω`*)


4P目:斉藤 40m
 ルンゼをあがって途中の腐った木には触れずに右のフェースから登ってルンゼ。出だしは簡単に見えたが右フェースに移るあたりから難しくなった。多田にリードを勧めたが断られて良かった。
5P目:馬場 40m
 乾いて簡単な3級+程度のフェースだがロープの振り分けがポイント。段々重くなってきたがロープを引っ張りながら成るべく長く登ろうと思った。

3ピッチ目終了点

3ピッチ目終了点


6P目:斉藤 15m
濡れたルンゼからワンムーブを起こして登るような面白いルート。これ以上登るところはないような顕著なバンドに出て終了。

白壁とリトルウィングのクラック

白壁とリトルウィングのクラック

 ラッペルリングより懸垂4ピッチ。1ルンゼではなかったため途中でロープの長さの兼ね合いや懸垂支点を探すため少し手間取る。15時15分に懸垂終了した。天気予報通り14時に雨がパラついた程度で済み、終日、天気は良かった。軽く行動食を食べてさっさと撤収して下山した。
 1ルンゼトポとまったく合致しないが登ってしまったので弱点を見つけて新たにルートファインディングしながらの登攀は面白かった。出発予定時間のズレがあったり、結局は1ルンゼ左ルートだったり少々の反省点はあるものの今回も怪我なく最終ピッチまで完登できて楽しかった。


共同装備:ヌンチャク6本・短スリング10本・カラビナ10個・長スリング4本・環付きビナ4個・キャメロット#1.#2.#3.#4・ドラゴンカム(#1~ナッツの隙間の大きさ5つ)・ボールナッツセット・ダブルロープ60m×2本・
個人装備:ハーネス・ATC・グローブ・セルフ用(デイジー)・クライミングシューズ・ヘルメット・カッパ・防寒具・ストック・行動食・水・エチケットセット・ファーストエイドセット・ナイフ・サングラス