瑞牆山本峰・南壁本ちゃん/小川山フリー 2014.7.19-21

2014年7月19日（土）

瑞牆山本峰・南壁下部左岩峰洞窟ルート（トムソーヤの冒険）
下部だるまフェイス上部フェイス継続
天候：曇り時々晴れ、のち雨

メンバー：CL・（T）/（B）

■7：00　塩川ダム停泊地より車移動
■7：20　みずがき山荘　発
■8：00　富士見平小屋一般登山道を登り詰めて行き、左が大やすり岩、右に本峰のだるまフェイスクラックが見えたところで右にその岩場下部を目指してトラバースする。少し奥に進むと赤テープが貼ってある。
■9：30　取り付き着岩場にそって回ると立ち木が2本あり、1本には黄色いテープが巻いてある。そこがスタート地点だ。

■10：00　クライムオン【1P/Ⅲ】（B）クラックはじっとり濡れていて気持ち悪い。をかけスタート。まっすぐ上のフエースを登りぬけたくなるが、右のバンドに折れ、立ち木で支点を作る。物足りない・・・目の前が２ピッチ目の洞窟だ。
【2P/Ⅳ+】（T）真っ暗で下と外側にフレアした悪い洞窟チムニーヘッデンを着けないとオブザベーションできないぐらい暗い。
相当ツッパリパワーが必要となる。
洞窟を抜けるまでカムもなにも決められないので力つきると2-3ｍグランドです。
チムニーを抜けたら、

↑チムニーを上から見下ろした写真　チムニーをぬけたあと上↑のチョックストーンを見上げた写真そのまま上のチョックストーンの上部までつなげたほうが下のチョックストーンにロープがスタックしません。
（B）はセカンドで楽しく悶えました。ザックがつかえてたまりませんでした。ここは潔く、ザックは荷揚げするほうがオススメです。ムーブの解答は秘密です（笑）

【3P/Ⅰ】（B）実はこれが一番イヤで怖かったでした。ルーファイミスかもしれませんが立ち木の少ない腐葉土ドロドロぐさぐさ傾斜はイヤです。目の前に濡れたクラックがあり、前回と同じようにそれを避けて草付きを右にあがり、巻いてあがった。

【4P/Ⅰ】コンテ歩いて上部だるまフェイスの基部まで本当は稜線ぞいを歩いて回る予定が3P目で巻いたので、目の前のだるまフェイスを直接目指しました。

【5P/Ⅳ】（T）ルートは3つほどあり、ハーケンべた打ちのキレイなクラックⅤ-をアブミで登るか、 5.8-9ぐらいのスラブフェースもっと右に回りこんでⅣ級ぐらいか？

11時ぐらいには天気が崩れる予報もあり、空は黒い雲が流れてくるサッサとピークを踏もうってことで右周りの簡単なⅣ級ルートを選択

【6P/Ⅱ】コンテ（B）がリードし始めたが、たいしたことないのでコンテに変更

【7P/Ⅲ～Ⅳ-】コンテ

（T）はⅣ-を選択。スラブ部分が気持ち悪そうだ。（B）は後だしジャンケンのように、ゆっくりオブザベ選択 Ⅲぐらいのリッジを登る高度感があって気持ちがいい！山頂を目指して歩き、2回ほど岩に挟まりズリズリと悶えて完登

■13：00　瑞牆山　山頂雨の中、わざわざ登りたくなかったこともあり、巻いたりショートカットした部分もあると思うが、時間にも押されることもなく、天気もほどよい曇り空で日干しにならずまったりと楽しめた。 ↑大やすり岩

■13：30　下山開始途中の大やすり岩にてハイピークルート5.9を1ピッチのみ（T）リードここでもチムニーに挟まれ悶絶（笑）雨のため、下山

■15：15　大やすり岩　撤収

■16：30　下山完了 ※トムソーヤの冒険はちゃんとしたトポがなく、ルートグレードも曖昧で適当にグレーディングしました。 ※ルートファインディングも岩を目指して歩き、登れるところを目視で選びました。小川山　廻り目キャンプ場に移動テント設営して400円（シャンプー石鹸なし）温泉

2014年7月20日（日）小川山：ソラマメスラブ

天候：曇り時々晴れ、のち雨

（T）やわらかソラマメ5.8マスターオンサイトロングロングアゴー5.10bワンテントップアウト裏ジェットストリーム5.11b敗退（B）やわらかソラマメ5.8マスターフラッシュロングロングアゴー5.10b敗退ソラマメハング5.10cトップアウト ↑ロープのかかっているルートがロングロングアゴー 5.10b ↑裏ジェットストリーム 5.11b ↑そらまめハング 5.10c 小川山の夜は焚き火にかぎります！