メンバー:L福島(記録)・内田・粂野・他1名

タイム:元越谷Ⓟ(9:00~9:30)・・・入渓(9:40)・・・元越大滝(10:30)・・・本谷分岐(1:50)・・・水沢峠(13:30)・・・元越谷Ⓟ(15:30)

今回、愛知岳連指導員の高木さんにお願いして、沢登りを計画した。場所は自分が名古屋山岳会に入る前に行ったことがある元越谷。初級者向け1級の癒し系の沢だ。

連日の雨に水量の心配をしながら名古屋を出発。心配していた終盤が悪路の林道も、幅の狭い粂野さんの車に出発直前で変更したことにより何とかゲート前Ⓟ(2~3台駐車スペース)に到着できた。

Ⓟで沢装備を装着し歩き始めるが、早速明後日の方向に歩き始める頼りないリーダー。林道をしばらく行って15分ほどで入渓。以前はもっと林道歩きが長かった気がしたが、最初の失敗で自信を無くし高木さんに言われるまま入渓。後で思い出したことだが、前回の入渓ポイントはもっと先だった。堰堤を6個くらい越えたが全部左岸巻き。水量はやはり多い。それを決定付けたのは元越大滝。今日は迫力満点で、前来た時は露出していた錆びた残置ハーケンも落ち口スレスレを見え隠れしている。右側から1段登って今回は右巻きする。

へつりやシャワーで小滝をいくつも越える。水量が多いためか、水のパワーに息苦しくなるが、それもまた楽しい。

高木さんは静かに沢を楽しみながら魚影を探している。微妙なところでお助けロープを出してくれたり、さすが指導員だと思った。

終盤に差し掛かったころ、この人が釜の前で自分と粂野さんを待ち伏せ、決意の表情を浮かべている。さっき釜に落とした復讐か?いきなり飛び込んできて、その水しぶきで自分と粂野さんはビショ濡れに!やると思った・・・(-_-;)

分岐要所で遡行図と地形図を確認しながら進む。尾根は上に行けば尾根同士がまとまって迷いにくいのに対し、沢は上に枝分かれしているため迷いやすいからだ。迷うことなく最後の詰めを終えて登山道に出る。雷が鳴り始めたので急いで靴を履き替え登山道を下る。途中つづら折りの林道が出てきたが、沢沿いにも踏み跡が続いていたため、ついついその踏み跡をたどる。多分、ここをたどっても行けると思うが、後続に呼び戻された。その後は林道に戻って順調に下り、ゲート前Ⓟに無事下山する。

石谷川、元越谷と沢登りをして、以前所属していた山岳会でたくさんの事を学んでいたことに気づいた。当山岳会に移って3年が経過しようとしているが、今後も大事なことを忘れずに登っていきたい。また、当会の沢トレに付き合って下さった高木さんに感謝している。

-以上-