木曽駒ケ岳 サギダル尾根

2019年3月2日

メンバー:L田中、太田(記録)

タイム:9:42 千畳敷駅-11:22サギダルの頭―12:26宝剣岳―12:38乗越浄土―13:12千畳敷駅

日帰りで岩稜を歩ける近場、ということでサギダル尾根へ。8時の始発バスに乗るべく、菅の台バスセンターに6:30着。バスセンターにて、知り合い2パーティーと出会う。1パーティ―(Tさん)は同じくサギダル尾根。もう1パーティーは群青に行くということで、田中さんが羨ましそうにしている。

9:40 神社の裏手からサギダル尾根に取りつく。先行2パーティ。

神社横から歩き出す

5月のように暑く、途中でヤッケを脱いでいるとTさんのパーティーが「Tシャツで十分だよねー!」と抜いて行く。その後、アプローチで順番の入れ替わりがあり、Tさんの4人パーティーがトップ、その後私たちの順で岩稜に取りついた。

最初は雪稜。暑い。

Tさんパーティーは新人さんがおり、岩稜で「どうしよう、どうしよう」と苦戦。ロープを出したり、足の置き方一つ一つを教えていたので、ちょっと渋滞。

渋滞しております。

足場が悪いところで待つのは疲れるけれど、無風の快晴で、富士山や南アルプスの景色を楽しむ時間があったのは悪くない。

南アルプス、富士山がはっきり!

私たちの後ろにいたパーティーは、少し悪い右側からTさんたちを抜いて行くが、我々は急ぐ理由もないので安全を取って待つ。

どんどん人が来ています。

ところどころ緊張する箇所はあったものの、私たちはロープを出す必要性を感じなかったので、確保なしで進んだ。

11:22 あっけなくサギダルの頭に到着。

ロープもカムも歩荷になったね。

むしろ、そのあとの宝剣のほうが、切れている箇所があったり、アイスバーンがあったりで悪い気がした。

一般縦走路のほうが、むしろ悪い。

とはいえ、鎖や手掛かりが出ていたので、特段問題なく宝剣岳山頂に到着。

岩のトンネルから。人工物(鎖、足場)はしっかり出ている。

山頂の祠は雪に埋まっており、去年の3月末に見た、懸垂支点にされていた道祖神(?)はどこにあるか分からなかった。

宝剣岳 山頂の祠

下山は少し悪いが、以前来た時よりはアイゼンのかかりも良く、10分程度で乗越浄土へ。

ところどころ、ガリガリ

少し休憩し、千畳敷に一気に降りる。数日前に雨で凍ったアイスバーンに20㎝くらいの新雪が乗っているので、後ろ向きで慎重に降りている人が多いが、田中さんは雪にはしゃぐ犬のように駆け下りて行き、下で群青ルートを見上げている。私は普通に前向きで歩いて降りる。

カールに降りる

ロープウェイに間に合わないと嫌なので、とりあえず駅近くまで行き、1時間程度、スタンディングアックスなどを練習して下山。

モンブランの岩場の景色にちょっと似ている。

こまゆき荘で温泉に入り、ガロでミックス丼をガッツり食べてから帰宅した。