爺ケ岳 東尾根
2018年12月29日(土)~30日(日)
メンバー:L内田、福島、吉村、丹羽だ、金原、近藤
記録:吉村

タイム 1日目:鹿島山荘(5:30)-ジャンクションピーク1767m(10:40)
2日目:下山開始(6:50)-鹿島山荘(8:55)

 前日夜20時45分に名駅前に集合だったが、手違いにより、吉村が遅れたため車1台は一宮駅経由で出発する。道中の温度計で-8度を表示していた。寒気が来て雪が降るようだが、まだ道路に雪はなく、道中の道の駅で合流し仮眠する。内田は風邪をひいたようで、一人で車の中で寝る。

 1日目、4時に起床。移動して鹿島山荘前のスペースで準備する。雪は薄っすらと積もっている。5時30分山荘前を通って、沢筋を進み、堰堤が出てきたらそこから登って行く。まだ暗く、ヘッドランプの光を頼りに進む。急な坂道で雪も薄っすら積もっているのでよく滑る。

 先頭の丹羽はグングンと勢いついて登って行くが、私は結構疲れ遅れだす。尾根に上がったところで休んで待っているかと思ったが甘く先を進んでいた。

 7時くらいになって、やっと休んでもらえた。雪も少しずつ深くなり、8時すぎにわかんを着ける。所々テント適地が出て来る。遅れをとりながらマイペースで登っていると、内田が段々苦しくなってきたようで遅れだすが、スピードは私とほとんど変わらない。

 

 

 気温は低く登っていてもあまり体が温まらない。10時過ぎ内田の歩みが止った。休憩を取りつつ作戦会議。下山か進むか?後続のパーティが追いつき追い抜くが、わかんを着けていなかったので悲鳴を上げてすぐにわかんを付け出す。

 

 私達はジャンクションピークまで上がり幕営する。そこで休み内田の体調回復を願う。テントが設営終わると、大阪に戻った村上が上ってきた。P3まで行く予定だ。

 

 水を作りつつゆっくり過ごす。新人の金原・近藤は雪山テント生活初めてで新鮮のようだ。狭いスペースでくつろぐにはコツがいるようだ。16時に気象情報を聞いて金原が天気図を書く練習をする。その後夕食の鳥鍋を食べる。

 

 内田の体調の回復がかんばしくない為、明日は下山する。内田をテントキーパーで残してピストンする手もあったが、今回はなし。19時頃、SOTOの燃料もきれたので消灯する。

 2日目、天気は相変わらず曇りで、上部はガスがかかっている。雪は少し積もったがトレースは残っている。4時に起床し、今晩の晩ごはんになる予定だったすきやき鍋を食べる。

 6時半頃からテントを撤収し、6時50分に下山開始する。トレースが固まっている感じだったのでわかんは着けずに行く。尾根から急坂を下って行く。はじめは滑らないよう気をつけていたが、段々とやばくなって、足場が滑りだすようになってきた。滑落注意でアイゼンを着ける。

 鹿島山荘前の道路に8時50分に到着する。不完全燃焼だったがこんなこともあるか。体調管理には気をつけよう。上原の湯で汗を流して帰名する。