2014年本ちゃん

北岳 バットレス 第4尾根 2014.9.2-3

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メンバー L、奥田、粂野、伊藤み

タイム 2日 13:45  広河原  ー 17:30  テン場 ー 22:00就寝 3日 5:00 出発 ー 6:00 下部岩壁下 - 7:30 bガリー手前尾根 - 8:30 4尾根取り付き 11:00 マッチ箱懸垂地点 - 13:00 終了 - 13:30 北岳頂上 - 15:00 テン場 - 17:10 広川原 - 18:00夜叉神峠

2日 11:30  帰りにバスやタクシーが、無くなることを想定し、夜叉神峠に車を止める。
バスは行ったばかりで、2時間ほど次のバスを待つ。
13:20  バスが来るすぐ前に、タクシーが来て、思わず乗ってしまう。
13:45  広河原
17:30  前回は、バットレス沢出合いのすぐ右にツェルト張ったが、今回、テントが大きかったので、少し手前の広い場所に張り、とりあえず、バットレス沢の入り口まで偵察に行く。
その後、ゆっくり食事をして飲んだ。
22:00  就寝

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3日 4:00  起床
5:00  出発
前回はbガリー大滝を登ったが、今回もっと右のaガリー?のガレ場を登る。
しかし、そのあとが悪い草付きの垂壁で、フィックスロープを頼りに、なんとか登る。
7:30  Bガリー手前の尾根、 また悪い草付きのトラバース。
そこを越えると、見覚えのあるbガリーの踏みあとに出た。
あとはcガリーの悪いガレ場を登り、4尾根の取り付きに着く。
8:30 登攀開始。1ピッチ目、奥田リード。
レイバック気味に足をクラックに突っ込んで登る。
2ピッチ目、粂野リード。 3ピッチ目、奥田リード。
4ピッチ目、粂野リード。15メートルくらいで切れそうだったが、ちょっと短すぎると思い、もう少し進んでもらった。
しかし、結局そのまま5ピッチ目も登ってしまった。
懸垂地点。 11:00 懸垂。10メートル。
6ピッチ目、奥田リード。 今は無い枯れ木テラスの、枯れ木の手前まで。
7ピッチ目、奥田リード。 枯れ木、向こうは、完全、無くなって、切れ落ちている。尖った、リッジをホールドにスメアでトラバース。途中一ヶ所リッジも無くなるが、ホールドはその先も繋がっていて、同じようにトラバースする。
8ピッチ目、奥田リード。 城塞ハング? の下に終了点。もうちょっと先が、城塞ハングだと思った。しかし、ハーケンが2つほどと、お助け紐、見えていたので、ここを登るのが自然だと思い登る。だが、思ったより悪く、やっぱりルートミスだと思い、A0してしまった。あとで思えば、ザックを下ろしてでも、フリーで登るべきだった。
13:00  終了点はすぐ上にあり、ふたりをビレーし終了。
少しコンテで登り、踏みあとを左に登り、一般道に出て頂上に着く。

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13:30  頂上で握手しあった。
食事をする予定だったが、まだバスに間に合う可能性があると思い、先を急ぐことにする。 15:00  デポしたテントなどをかたずけ、奥田はタクシーを確保するため、広河原へ先に出発。 二股でダブルストックの男性が降りてきていた。
話をすると、「タクシーを予約してある」と言うので、一緒に乗せてもらうことになった。
間に合わなかったら、夜叉神峠まで3時間ほど歩くつもりだったので、本当に幸せだった。
相手の方も足を引きずりながらだったので、僕と一緒に歩くことで、ペースが上がり、予約のタクシーのリミットぎりぎり間に合った。
東京で不動産をやっている山ちゃんと言う。
名前だけわかったが、こっちの名前も言わず失礼なことをしてしまった。
ずっと喋りながら降りていたので、快適に下山することができた。
17:10  広河原 二人もがんばって歩いてきていたので、下の山小屋で伊藤さんに頼まれた、バッジを買っている間に追い付き、タクシーに乗ることができた。

18:00 夜叉神峠 芦安の温泉に入り、帰名。

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反省点など 前回、bガリー大滝を登っていたので、今回も登れば時間が短縮できた。
城砦ハング もう少しねばって、荷物を引き上げてでも、フリーで登りたかった。
結局、時間切れだったので、もう少しスピードを上げるか、途中ビバークで行くべきだった。 バットレスは、他にも、大きく崩れるのではないかと思った。