2003年   韓国・インスボンの岩登り

吉村 賢

  週末にまとまった休みが取れたので、かねてから行ってみたかったインスボンに野邊と行くことになった。ロクスノの2000年春号で事前情報を収集した。

期間:10月24日(金)~26日(日)
メンバー:L吉村賢、野邊敦史

10月24日:名古屋空港(9:30)-仁川国際空港(11:30)-東大門(13:45)-トソンサ(14:30)-白雲山荘(15:20)

韓国の仁川(インチョン)国際空港で私は1万円、野邊3万円を両替し空港コンビニで行動食を購入。地下鉄、タクシーを乗継ぎ、入山料1300Wを払い、1時間ほど歩くと白雲山荘(ペグサンジャ)に到着。小屋泊まりは私達の他、関西3名、福岡3名が宿泊。小屋から岩まで10分ぐらいの近くで快適。

10月25日:取付(9:30)-頂上(12:30)

夜雨が降り出すが雨はあがり、朝食を済ませ岩が乾くのを待ち、ゆっくり出発。西面のビギュルギ4ピッチに行く。結構風があり寒い。日もあたらないし。

5.7のやさしいスラブのはずだが全然登れずちょんぼしまくる。1ピッチ目から苦労する。ピンは適度にあり大丈夫。「んースラブの5.7こんなに難しいかな」と嘆きながら、2ピッチ目も同じ感覚で行き左上する。3ピッチ目A0トラバース各駅停車で進み。4ピッチ目再びスラブを登りテラスに。インスボン頂上に12:30。

先客が上で昼食を取っている。私達は取付に荷物が置いてあるので、懸垂下降2ピッチで取付にもどる。下降支点はしっかりしており素晴らしい。

昼食後、野邊が大スラブをリード。アプローチで苦労?し、1ピッチ目、地元クライマーの助け船でビレイポイントに。トップ変わり大テラスまで行き視察をして1ピッチ懸垂下降し取付に戻る。再びブソンサ頂上まで歩く。

夜、関西からの奥村さんから韓国の登山について色々聞く。

10月26日:小屋(9:00)-トソンサ(10:00)-バス(15:20)-フライト(19:00)名古屋空港(20:45)

日曜日のインスボンは登れたものでなく大渋滞。私達はゆっくり下り10時にトソンサ、さらに30分ほど下りバス停近くの右側の茶色建物で銭湯マークがある所を教えてもらい、そこで風呂に入る。

東大門地下鉄駅コインロッカーから荷物を取り出しバス停へ行き、仁川国際空港で免税店をぐるぐる回り、19:00フライト。20:45名古屋空港に到着。